記事 での「本」の検索結果 9,515件
オレンジ色の猫
小学五年生のころ、兄に大阪・梅田の映画館へ連れて行ってもらった記憶があります。『黄色い老犬』という映画でしたが、内容はほとんど覚えていません。
以前、鈴木孝夫『日本語と外国語』(岩波新書..
タグ: 茶色 黄色 オレンジ色 新書 翻訳 映画 ネコ 犬 小学生 色
トリは鳴き ヒトはウタう
30年ほど前に読んだ『ゾウの時間 ネズミの時間』(中公新書)が大変面白かったので、著者・本川達雄の新刊『ウマは走る ヒトはコケる』(中公新書)が出ていたので読んでみました。著者はわたしと同い年の..
タグ: 本 動物 本川達雄 鳥 魚 生理学 解剖学 動物学 新書 ツル
宮城谷昌光の小説でない本
宮城谷昌光というひとは小説家です。以前、小説好きの友人に「どの本がおもしろいの?」と訊いてみると「・・・『天空の舟』。」ということでした。しかし、また『クラシック 私だけの名曲1001曲』という奇妙..
タグ: 宮城谷昌光 小沼丹 音楽 小説/小説家 あとがき 作曲家 本 評論 エッセイ
映画の白いタンポポ
たまたま、川本三郎の新刊『映画の中にある如く』(キネマ旬報社)を読んでいると、広島・呉を舞台とするアニメ映画「この世界の片隅に」を話題にした項に、こんな文章がありました。
<この映画で呉には..
タグ: 映画を見ればわかること キネマ旬報 歌人 川本三郎 北原白秋 柳川 タンポポ 呉 映画 広島県
白洲正子『かくれ里』のこと
ふと思い立って、ふらっと出かけるのが好きな人間にとって、白洲正子『かくれ里』は格好の道づれです。関西から越前、美濃あたりまでの地域で「秘境と呼ぶほど人里離れた山奥ではなく、ほんのちょっと街道筋からそ..
タグ: 和歌山県 散歩 評論 かくれ里 天野 紀行 叔父 エッセイ 白洲正子 丹生都比売神社
「顔」のでき方
良くできた科学読み物は事実を羅列するだけでなく、事実と事実の間に物語を見つけて語り、読者を驚かせ、新しい世界を見開かせてくれます。
池澤夏樹が毎日新聞の 2021年「この3冊」に馬場悠男『「顔..
タグ: 歴史 池澤夏樹 食物 骨 新書 新聞 書評 顔 人類学 馬場悠男
椿の落ち方
やはり二月はいつの間にかすぎて、今日から三月ですが、終日、雨が降って寒いです。早々にカーテンを閉めて、部屋が冷えるのを防ぎます。 落ちざまに水こぼしけり花椿 (芭蕉) 椿落ちてきのふの雨をこぼしけり..
タグ: 花 松尾芭蕉 与謝蕪村 髙橋治 夏目漱石 椿 俳句/俳人 ツバキ 植物 評論
季節の句歌
今年は早い梅雨入りで、うっとうしい日が多いようです。巣ごもり状態だったうえ、たまの散歩もままなりません。気晴らしに『句歌歳時記 夏』(山本健吉編著 新潮社)を眺めています。
五月雨(さみ..
タグ: 和歌/短歌 山本健吉 夏 梅雨 虫 松尾芭蕉 与謝蕪村 大野林火 山口青邨 北原白秋
FF3基礎知識編
ファイナルファンタジー3の世界観を紹介した本です。
登場するジョブ・NPC・国家・町村・乗り物・魔法を掲載しています。
ジョブの紹介は、
戦士・モンク・赤魔道士・白魔道士・黒魔道士・ナイト・..
タグ: 本 世界観
楽しみな本
先日、本屋さんの棚を眺めていると、森まゆみ『子規の音』(新潮社)という本がありました。手に取ってみると
くれなゐの二尺伸びたる薔薇の芽の針やはらかに春雨のふる(子規)
という歌から始ま..
タグ: 本 春雨 根岸 正岡子規 森まゆみ 歌人 評伝 薔薇 和歌/短歌 バラ
七つだち
旧暦の季節感や、昔の時刻の呼び方を身につけるのは、なかなか難しいものです。池内紀『東海道ふたり旅 道の文化史』(春秋社)を読んでいると、「お江戸日本橋 七つだち・・・」という唄が出てきます。「七つ」..
タグ: 七つ 日本橋 語源 暦 東海道 池内紀 戸塚 時刻 旧暦 本
川を渡る
東海道といえば箱根の関所とか大井川の川渡しが思い浮かびます。箱根には何度か行って、関所跡も見学したことがありますが、大井川はいつも、知らない間に新幹線で通り過ぎるだけです。
川渡しといっても..
タグ: 歌川広重 大井川 池内紀 蓬莱橋 川 紀行 静岡県 宿場 東海道 江戸時代