記事 での「和歌/短歌」の検索結果 42件
桜の句歌など
今年は桜のもとでの入学式になったようです。近年、桜の開花が早くなって、人々は季節感のずれにとまどっていたようですが、今年はなんとなく安心したような雰囲気が感じられます。
離れては..
タグ: サクラ 桜 春 京都 窪田空穂 鳰の海 琵琶湖 滋賀県 奈良県 吉野山
秋の句歌でも
いつの間にか、秋がやって来ました。10月になって、日暮れが早くなり、慌てて外灯を点けたりします。早朝に目覚めても、まだ外は暗いままです。庭には萩の小花が揺れています。
白露(しらつゆ)..
タグ: 茨 露 トンボ 山口青邨 中村三郎 秋 正岡子規 長塚節 昆虫 蜻蛉
早春の歌
日差しが明るくなっていますが、風が冷たく散歩に出かけるのをためらいます。梅林の開花やプロ野球のキャンプの話題が伝えられ、春が近づいている気分にはなります。新型コロナの第8波も収まりかけているので、こ..
タグ: 海 魚 春 和歌/短歌 歌人 安田章生 佐藤佐太郎 若山牧水 新型コロナウイルス インフルエンザ
春日というところ
このあいだテレビのニュースを見ていると、奈良の興福寺のお坊さんたちが、隣の春日大社に詣でて、柏手をうち、読経していました。長年の行事とのことで、まさしく神仏習合です。その時ふと思ったのですが、「春日..
タグ: 地名 語源 動物 飛鳥時代 奈良時代 春日 春日大社 興福寺 藤原氏 藤原鎌足
初詣はどこへ
正月になると、初詣に行こうかという気持ちになります。家の近くには紀三井寺とか、玉津島神社などがありますが、ドライブがてら南紀の熊野本宮大社へ詣でようかとも思います。また気分を変えて、東へ行けば、吉野..
タグ: 神社 寺 正月 初詣 紀三井寺 玉津島神社 熊野本宮大社 吉野山 吉野 蔵王
物語の始まり
お盆も過ぎ、日の暮れも少しはやくなると、夏も終わりだと感じます。天気も不順で、雨や風の日が多くなりました。
夕顔の花一ツ咲き二ツ咲き
しづかに秋のしのびよる宵 (内藤 濯)
..
タグ: 1970年 三島由紀夫 文庫 物語 大学生 春の雪 豊饒の海 浜松中納言物語 平安時代 大正
春の散歩
すっかり春になったので、久しぶりに紀ノ川の堤を散歩しました。土手には黄色いタンポポが咲き、空ではさかんにヒバリが囀っています。川面はきらめき、河川敷では子供たちがボール遊びをしています。しばらく歩く..
タグ: 筋力 川 握力 鳥 動物 散歩 花 ヒバリ 進化 歌人
年の始めに
また、一年が始まりました。年齢を重ねてくると新年の感慨も薄れてきます。もう大方のものごとは見てきたような気もします。ただ、この一年どう生きてゆくか、多少不安な気持ちも湧いてきます。
老妻の叱..
タグ: 新型コロナウイルス 筏井嘉一 阿部みどり女 川田順 窪田空穂 初夢 夢 俳句/俳人 和歌/短歌 歌人
師走の句歌
時雨とともに冬の気配が訪れます。今年も残り少なくなったと、何か焦るような気持ちが湧いてきます。そして初時雨には軽い驚きが伴います。
ででむしのえりうつくしき初時雨 (三好達治)
..
タグ: 俳句/俳人 和歌/短歌 三好達治 良寛 西行 紫式部 松尾芭蕉 与謝蕪村 時雨 ででむし
マスクの茂吉
山本健吉『句歌歳時記 春』(新潮社)を眺めていると、斎藤茂吉のこんな歌が目に止まりました。
冴えかへるこのゆふまぐれ白髭(しろひげ)に
マスクをかけてわれ一人ゆく 『霜』..
タグ: 山本健吉 斎藤茂吉 握りめし ツバメ ツバクラメ ウナギ 食物 歌人 山形県 川
遊女の歌
月の綺麗な季節になってきました。平安時代末期に編纂された『千載和歌集』に月を詠んだ、こんな歌が収められているそうです。
数ならぬ身にも心のあり顔に
独りも月を眺めつるかな (..
タグ: 平安時代 千載和歌集 和歌/短歌 歌人 遊女 梁塵秘抄 後白河院 藤原俊成 映画 ブリジット・バルドー
秋の風
今年の夏は天候が不順です。やっと青空がのぞくようになったと思えば、庭に萩が咲き、もう秋の気配です。
陽暦8月28日、『奥の細道』の旅で松尾芭蕉は富山県高岡に着いています。「翁、気色不勝。..
タグ: 俳句/俳人 和歌/短歌 歌人 松尾芭蕉 曾良 秋 丸谷才一 金森敦子 藤原敏行 渡辺水巴