記事 での「和歌/短歌」の検索結果 45件
柳かげで
柳は街路樹や川辺の木として人の暮らしになじみ深い樹木です。平安時代末期に西行は奥州へ旅したおりに詠っています・・・
道のべの清水流るゝ柳かげ
しばしとてこそ立ちどまりつ..
タグ: 蘇軾 ジャズ 作詞家 作曲家 音楽 唄 アン・ロンネル 植物 ヤナギ 柳
ハモかウナギか
梅雨になって、断続的に雨が降っています。新型コロナ騒動と時を同じくして、1月から続けていたわたしの薬物療法も、予定した6回が完了しました。倦怠感、食思不振、血管痛、微熱など不快な副作用はまだ続い..
タグ: 坪野晢久 長谷川素逝 食思不振 食物 ウナギ ハモ 俳句/俳人 治療 歌人 魚
西行の身と心
風になびく冨士の煙の空に消えて
ゆくへもしらぬわが思ひかな (西行)
九百年前の平安末期から鎌倉時代を生きた西行には愛誦される歌や伝説、逸話が多く、それだけ人々を惹きつ..
タグ: 鴫 鳥 富士山 山 毎日新聞 本 岩手県 書評 西行 寺澤行忠
桜の句歌など
今年は桜のもとでの入学式になったようです。近年、桜の開花が早くなって、人々は季節感のずれにとまどっていたようですが、今年はなんとなく安心したような雰囲気が感じられます。
離れては..
タグ: サクラ 桜 春 京都 窪田空穂 鳰の海 琵琶湖 滋賀県 奈良県 吉野山
秋の句歌でも
いつの間にか、秋がやって来ました。10月になって、日暮れが早くなり、慌てて外灯を点けたりします。早朝に目覚めても、まだ外は暗いままです。庭には萩の小花が揺れています。
白露(しらつゆ)..
タグ: 茨 露 トンボ 山口青邨 中村三郎 秋 正岡子規 長塚節 昆虫 蜻蛉
早春の歌
日差しが明るくなっていますが、風が冷たく散歩に出かけるのをためらいます。梅林の開花やプロ野球のキャンプの話題が伝えられ、春が近づいている気分にはなります。新型コロナの第8波も収まりかけているので、こ..
タグ: 海 魚 春 和歌/短歌 歌人 安田章生 佐藤佐太郎 若山牧水 新型コロナウイルス インフルエンザ
春日というところ
このあいだテレビのニュースを見ていると、奈良の興福寺のお坊さんたちが、隣の春日大社に詣でて、柏手をうち、読経していました。長年の行事とのことで、まさしく神仏習合です。その時ふと思ったのですが、「春日..
タグ: 地名 語源 動物 飛鳥時代 奈良時代 春日 春日大社 興福寺 藤原氏 藤原鎌足
初詣はどこへ
正月になると、初詣に行こうかという気持ちになります。家の近くには紀三井寺とか、玉津島神社などがありますが、ドライブがてら南紀の熊野本宮大社へ詣でようかとも思います。また気分を変えて、東へ行けば、吉野..
タグ: 神社 寺 正月 初詣 紀三井寺 玉津島神社 熊野本宮大社 吉野山 吉野 蔵王
物語の始まり
お盆も過ぎ、日の暮れも少しはやくなると、夏も終わりだと感じます。天気も不順で、雨や風の日が多くなりました。
夕顔の花一ツ咲き二ツ咲き
しづかに秋のしのびよる宵 (内藤 濯)
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タグ: 1970年 三島由紀夫 文庫 物語 大学生 春の雪 豊饒の海 浜松中納言物語 平安時代 大正
春の散歩
すっかり春になったので、久しぶりに紀ノ川の堤を散歩しました。土手には黄色いタンポポが咲き、空ではさかんにヒバリが囀っています。川面はきらめき、河川敷では子供たちがボール遊びをしています。しばらく歩く..
タグ: 筋力 川 握力 鳥 動物 散歩 花 ヒバリ 進化 歌人
年の始めに
また、一年が始まりました。年齢を重ねてくると新年の感慨も薄れてきます。もう大方のものごとは見てきたような気もします。ただ、この一年どう生きてゆくか、多少不安な気持ちも湧いてきます。
老妻の叱..
タグ: 新型コロナウイルス 筏井嘉一 阿部みどり女 川田順 窪田空穂 初夢 夢 俳句/俳人 和歌/短歌 歌人
師走の句歌
時雨とともに冬の気配が訪れます。今年も残り少なくなったと、何か焦るような気持ちが湧いてきます。そして初時雨には軽い驚きが伴います。
ででむしのえりうつくしき初時雨 (三好達治)
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タグ: 俳句/俳人 和歌/短歌 三好達治 良寛 西行 紫式部 松尾芭蕉 与謝蕪村 時雨 ででむし