記事 での「書評」の検索結果 191件
愛でるということ
正月には「おめでとう」と言葉を掛け合いますが、「おめでたい」とはどういうことだろうと本*を見てみると、< めでたいは「愛(め)でる」という動詞から出ている。古語では「愛づ」になる。人や物の美しさ..
タグ: ピアノ ジャズピアノ 音楽 ジャズ 堀井令以知 めでたい 新書 語源 ピアニスト ビル・エヴァンス
本を書くひと作るひと
新聞の書評欄で川本三郎が山田稔『メリナの国で 新編 旅のなかの旅』(編集工房ノア)という本を紹介していました。フランス文学者の山田稔が若い頃に書いた旅行記をまとめたものです。彼の本は以前に『コー..
タグ: 旅行記 出版社 紀行 ギリシャ メリナ・メルクーリ 大阪 涸沢純平 編集工房ノア 川本三郎 書評
何を考えていたのか?
名前は知っていても、その人が具体的にどんな考えの人だったのかは、案外分からないものです。『11人の考える日本人 吉田松陰から丸山眞男まで』(文春新書)は音楽評論でも知られる思想史研究家の片山杜秀が、..
タグ: 新書 吉田松陰 福沢諭吉 片山杜秀 松下村塾 山口県 萩 福翁自伝 評論 新聞
新聞書評の楽しみ
いつも何かおもしろい本はないか? と思っている人間にとって、週末に新聞の書評欄を眺めるのは楽しみのひとつです。最近は書店へ出かけて、棚を見て回るのが億劫になって、読む本がきれると、自宅の本棚から、未..
タグ: 漫画家 新聞 毎日新聞 書評 今週の本棚 星野太 永江朗 つげ義春 村上春樹 小説/小説家
家族のかたち
年が変わり、昨年末の新聞の書評欄で興味を惹かれた、エマニュエル・トッド『我々はどこから来て、今どこにいるのか?』(文藝春秋)を読み始めました。E.トッドは 1951年生まれのフランスの人口・家族人類..
タグ: 書評 新聞 エマニュエル・トッド 人類学 家族 家族システム 共産主義 核家族 共同体家族 歴史
今年の「この3冊」
年末になると、新聞の書評欄が楽しみです。この一年に出版された本から、書評担当者が "これは” と思った本を選んで発表しています。毎日新聞では、2週間にわたって 35人の評者が3冊ずつ採り上げ、百語ほ..
タグ: 人類学 歴史 毎日新聞 エマニュエル・トッド 鷲見洋一 この3冊 百科全書 今週の本棚 人口統計学 新聞
一句を読み解く
何ヶ月かまえ、毎日新聞の書評欄で渡辺保(演劇評論家)が「斬新な日本文化論が現れた」として、恩田侑布子『渾沌のラマン恋人 北斎の波、芭蕉の興』(春秋社)という本を紹介していたので、取り寄せてみまし..
タグ: 荒川洋治 渡辺保 書評 新聞 毎日新聞 久保田万太郎 評論 土芳 杜国 松尾芭蕉
鈴木1967と大井1988
20年(two decades)の時を隔てたエールの交換
・鈴木 公雄 1967「大井晴男著 野外考古学」『史学』第39巻 第4号:131-138.
「いかなる学問にあつても、その学問がどの様な資..
タグ: 書評 概説書 方法論
岡崎一氏の拙著への書評(『初期社会主義研究』30号)に対する応答
拙著『日本社会主義思想史序説―明治国家への対抗構想』(日本評論社、2021年)について、岡崎一氏(元東京都立大学教授)による書評が『初期社会主義研究』(30号、2022年3月)に掲載された、との知らせ..
タグ: 日本近代史 書評 日本社会主義思想史序説
「顔」のでき方
良くできた科学読み物は事実を羅列するだけでなく、事実と事実の間に物語を見つけて語り、読者を驚かせ、新しい世界を見開かせてくれます。
池澤夏樹が毎日新聞の 2021年「この3冊」に馬場悠男『「顔..
タグ: 歴史 池澤夏樹 食物 骨 新書 新聞 書評 顔 人類学 馬場悠男
時代のシッポ
今日は高速道路のサービスエリアは大混雑でしたが、町中は異様に車が少なく、スイスイ走れました。渋滞を恐れて家にいた人が多かったのでしょうか。10連休、ジューレンキュウと騒ぎたてるものだから、おっかな..
タグ: 逝去 毎日新聞 新書 団塊 養老孟司 昭和 世代 廃校 人口 団塊の世代
氷を愛す
立春も過ぎ、寒いながらも日足が延び、戸外が明るくなってきました。例年ならインフルエンザが流行っている時期ですが、相変わらずオミクロン株が猛威をふるっています。来週位にはピークになるのでしょうか?..
タグ: オリンピック 新型コロナウイルス ワクチン オミクロン株 室生犀星 詩/詩人 詩碑 軽井沢 高校生 教科書