記事 での「書評」の検索結果 196件
鈴木1967と大井1988
20年(two decades)の時を隔てたエールの交換
・鈴木 公雄 1967「大井晴男著 野外考古学」『史学』第39巻 第4号:131-138.
「いかなる学問にあつても、その学問がどの様な資..
タグ: 書評 概説書 方法論
岡崎一氏の拙著への書評(『初期社会主義研究』30号)に対する応答
拙著『日本社会主義思想史序説―明治国家への対抗構想』(日本評論社、2021年)について、岡崎一氏(元東京都立大学教授)による書評が『初期社会主義研究』(30号、2022年3月)に掲載された、との知らせ..
タグ: 日本近代史 書評 日本社会主義思想史序説
「顔」のでき方
良くできた科学読み物は事実を羅列するだけでなく、事実と事実の間に物語を見つけて語り、読者を驚かせ、新しい世界を見開かせてくれます。
池澤夏樹が毎日新聞の 2021年「この3冊」に馬場悠男『「顔..
タグ: 歴史 池澤夏樹 食物 骨 新書 新聞 書評 顔 人類学 馬場悠男
時代のシッポ
今日は高速道路のサービスエリアは大混雑でしたが、町中は異様に車が少なく、スイスイ走れました。渋滞を恐れて家にいた人が多かったのでしょうか。10連休、ジューレンキュウと騒ぎたてるものだから、おっかな..
タグ: 逝去 毎日新聞 新書 団塊 養老孟司 昭和 世代 廃校 人口 団塊の世代
氷を愛す
立春も過ぎ、寒いながらも日足が延び、戸外が明るくなってきました。例年ならインフルエンザが流行っている時期ですが、相変わらずオミクロン株が猛威をふるっています。来週位にはピークになるのでしょうか?..
タグ: オリンピック 新型コロナウイルス ワクチン オミクロン株 室生犀星 詩/詩人 詩碑 軽井沢 高校生 教科書
読み物としては面白いが根拠がはっきりしない歴史書
あるメルマガの記事にて、最近発刊された歴史書の紹介文を見つけた。内容的には面白そうだ。ただ、下記の本の「キリスト教の狭量」記事における出所表示はどうなっているのか、気になっている。
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タグ: 書評 歴史書 著作権
萩の物語
3週間ほどまえの毎日新聞の書評欄に、詩人の荒川洋治が三浦哲郎の短篇集を取りあげたなかに、戦後日本の最上の短篇小説としてこんなのを挙げていました。
中野重治「萩のもんかきや」
佐多稲子「水..
タグ: 兵庫県 文庫 山口県 島 ミカン 植物 短篇小説 萩 中野重治 今週の本棚
入院中の読み物
まだ入院中ですが、外泊で自宅に帰っています。明日の検査結果が問題なければ近日中に退院の予定です。治療後数日間は体がだるく、吐き気もあって沈んだ感じですが、1週間もすれば回復しました。
夕..
タグ: P.モーランド 河野稠果 本 人口 新書 入院 歴史 出生率 移民 死亡率
小説と映画の微妙な関係
「読んでから見るか 見てから読むか」というコピーがありましたが、5月の毎日新聞の書評欄に、菅野昭正『小説と映画の世紀』(未来社)という本が取り上げられていました。評者の川本三郎が<本書は、二十世紀と..
タグ: 本 評論家 映画 川本三郎 今週の本棚 書評 新聞 異邦人 カミュ 毎日新聞
村上春樹(その3)1Q84を読みながら、適当に途中経過を綴る
村上春樹の小説はいつも突然
時間軸が移り変わる
例えば
●●年後…
●●●さんとの初対面の時…
のような野暮な説明は一切なく
突然、
その時の物語が
スタートされる..
タグ: 村上春樹 小説 書評
社会思想としてのクラシック音楽
経済学者の猪木武徳さんが趣味というより専門家に近い知識と探究心でもって、クラシックと言われる西欧の作曲家と時代を解きほぐす。新聞の書評で、今年上半期一番の収穫という折り紙付だったので、迷わず買って読ん..
タグ: 書評 モーツァルト バッハ アマデウス ショパン
計算がきり開く世界
先月の始め頃、毎日新聞の書評欄で養老孟司が森田真生『計算する生命』(新潮社)という本を取り上げ、<読み終わって、評者自身はまことにすがすがしい思いがあった。純粋にものを考えるとは、なんと気持ちのいい..
タグ: 書評 デカルト ガウス ウォリス 毎日新聞 新聞 養老孟司 森田真生 数学者 小林秀雄賞