記事 での「詩/詩人」の検索結果 53件
ダンテ『神曲』一日一歌
ダンテはラテン詩人ウェルギリウスに案内されて、地獄めぐりに出発します。そういえば、時代的には兼好法師が「少しのことにも 先達はあらまほしきことなり」と書いていた頃と思われます。 なんだか米朝落語の「..
タグ: 地獄八景 吉田兼好 外国文学 イタリア文学 ダンテ 神曲 ウェルギリウス 桂米朝 落語 詩/詩人
人口減少とダンテ
先月読んだ河野稠果『人口学への招待』(中公新書)の終章は「人口減少社会は喜ばしいか」という題です。そのなかに14世紀のヨーロッパではペストが蔓延し、人口減少が起こり、人口が半分以下になった地域さえあ..
タグ: ラヴェンナ フィレンツェ ペスト ダンテ 人口減少 マラリア 歴史 ルネサンス 河野稠果 人口学
海岸民族って何?
しばらくは出かけられないので、旅行記でもと森本哲郎『空の名残り ぼくの日本十六景』(新潮社)を読んでいると、「日本三景(松島、天橋立、安芸の宮島)」について、< おそらく、遠い昔、日本人は頼りな..
タグ: 奥の細道 俳句/俳人 天橋立 詩/詩人 紀行 松島 大学生 山崎正和 エッセイ 東北地方
詩の可能性
現代詩との出会いは、30代の詩人・田村隆一が書き、10代のわたしが脳裏に刻んだ詩句・・・
雪のうえに足跡があった
足跡を見て はじめてぼくは
小動物の 小鳥の 森..
タグ: 田村隆一 詩/詩人 詩集 本
詩人のたそがれ
若い頃からときに詩集を読むことがありましたが、詩集にはたいてい 20~30篇ほどの詩が載っていますが、気に入る詩篇は一冊に1〜2篇あればいいほうで、ほとんどはただ読むだけです。、12..
タグ: 秋 室生犀星 詩集 田村隆一 詩/詩人 アンソロジー 本
言葉の錬金術師たち
文字数の多い本は暑くるしいので、本箱の奥から田村隆一『ワインレッドの夏至』(集英社)という詩集を取り出しました。余白が多くて涼しげです。
「おれ」を表現するためには
沈黙を創..
タグ: 詩/詩人 田村隆一 西脇順三郎 鎌倉 詩集 安来節 神奈川県 本
ちょっとした本
何年かまえに買って、そのままになっていた筒井清忠『西條八十』(中公叢書)を読みました。特に西條八十に興味があったわけでは無いのですが、十年ほど前にこの本が、たしか読売文学賞をもらっていた記憶があって..
タグ: 西條八十 筒井清忠 嵐山光三郎 読売文学賞 星野博美 評伝 古書店 書店 評論 詩/詩人
麦わら帽子の夏
猛暑が続いています。朝から室温が28℃もあり、雨戸を開けると蝉の大合唱です。熱中症が身近に感じられ、脱水がないか、つい皮膚をつまんでみます。子供のころ、夏には麦わら帽子を被り、虫取網を持って蝉取..
タグ: 逝去 夏 西條八十 映画 森村誠一 詩/詩人 小説/小説家 角川映画 テレビ 宣伝
雑誌が消えた
6月に「週刊朝日」が休刊し、 101年の歴史を閉じたと思えば、「レコード芸術」も7月号で 71年の幕を降ろしました。雑誌という形態が時代に合わなくなっているようです。そういえば、わたしもここ数年..
タグ: 小説/小説家 雑誌 週刊誌 週刊朝日 レコード芸術 群像 現代詩手帖 少年マガジン 遠藤周作 岡野冬彦
淀川のほとりで
大阪弁というのは肌にまとわりつくような、ぬるま湯につかっているような語感があります。岩阪恵子『淀川にちかい町から』(講談社)は淀川の左岸、大阪市旭区を舞台にした短篇小説集です。戦後から昭和を生きた人..
タグ: 大阪弁 詩/詩人 川 淀川 大阪 戦後 昭和 清岡卓行 岩阪恵子 短篇小説
雨の日の音楽
雨の季節になりました。しばらくは鬱陶しい天気をやり過ごすほかありません。雨は唄によく歌われています。雨の唄でも聴いて楽しむのもいいかも知れません。ひとにより時代によりいろんな曲が思い浮かぶことでしょ..
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さわやかな五月に
野山は新緑が鮮やかです。この時節にふさわしい音楽、ベートーヴェンの交響曲第6番は「田園」と呼ばれています。原題 Pastorale の訳語です。では、日本で田園という言葉がいつからあるのかと思ってみ..
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