記事 での「本」の検索結果 9,515件
日本人の来た道
わたしたち日本人が何処からやって来たのかは興味あるテーマです。人類学では各地で古人骨を発掘・収集し、それらの計測データを比較検討して推測するのが常道でした。20世紀末になって分子生物学が発展し、古人..
タグ: 本 歴史 多様性 突然変異 アイヌ人 沖縄人 ネアンデルタール人 現生人類 ホモ・サピエンス 篠田謙一
記憶の水路
今日は東大寺二月堂のお水取りです。関西ではお水取りが過ぎると、春が実感されます。やっと明日からは暖かくなることでしょう。
十五年ほど前、ちょうどお水取りの日に、東大寺の近くで集まりがあったの..
タグ: 全集 奈良 ドイツ文学 俳句/俳人 お水取り 白洲正子 松尾芭蕉 池内紀 若狭 春
対談の楽しみ
池内 紀といえばドイツ文学者でエッセイスト。残念ながら 2019年に亡くなりました。『東海道ふたり旅 道の文化史』(春秋社)という本を面白く読んだばかりだったので驚きました。
川本三郎は..
タグ: 逝去 医者 主治医 池内紀 川本三郎 対談 対談集 本
名前の記憶
昨夜、ひさしぶりに旧友と電話で話していると、「仕事はどうしているの?」と聞くので、「最近は、おもに午前中に働いている」というと、「昼からはどうしているの?」と重ねて訊いてきます。「昼寝してるよ」と答..
タグ: 海辺 自伝 姫路 ドイツ文学 池内紀 記憶 名前 カフカ 安岡章太郎 村上春樹
本箱の隅で
長年、本箱の隅に立っていた小林秀雄『本居宣長』(新潮社)を読んでみようと取り出して眺めてみると、昭和52年10月に出版されており、買ったのは翌年3月で既に12刷でした。607頁の大部で4000円もす..
タグ: YouTube 20代 小林秀雄 本居宣長 評伝 1978年 70年代 1970年代 評論 本
晩秋の風情
今朝はしぐれが降っていました。このあたりでも紅葉が見られるようになりました。「猿も小蓑をほしげなり」といった感じです。
柳田国男は『雪国の春』で「・・・京都の時雨の雨はなるほど宵暁ばかりに、..
タグ: 民俗学 文庫 柳田國男 池内紀 雨 秋 与謝蕪村 時雨 京都 岡茂雄
金田一先生の事件簿
今日は「母の日」です。わたしは子供の頃は「オカーチャン」と呼んでいました。金田一春彦『ことばの歳時記』(新潮文庫)によると「おかあさん」という言葉は、比較的新しく、明治三十年ごろに文部省で作った..
タグ: 母親 柳田國男 石川啄木 岡茂雄 金田一春彦 金田一京助 文庫 オッカサン オカカサマ 歌人
永遠の少年
ミシシッピー川を筏に乗って下っていくのは、マーク・トウェイン『ハックルベリー・フィンの冒険』ですが、浮浪児の快活で辛辣なroad ならぬ river movie です。 荒野を行く lonesam..
タグ: マーク・トウェイン 川 ミシシッピー川 ハックルベリー・フィン 本 アメリカ文学 外国文学 小説/小説家 少年
しのぶべき六月
もうすぐ梅雨入りのようです。この季節になると伊東静雄の「水中花」という詩の一節を想いだします。彼は諫早の生まれで、大阪・旧制住吉中学で先生をしていました。教え子には小説家の庄野潤三や童謡「サッちゃん..
タグ: 詩/詩人 伊東静雄 杉本秀太郎 阪田寛夫 庄野潤三 富士正晴 全集 水中花 解読 諫早
牡丹のおもかげ
三十年ほどまえ、奈良の長谷寺へ行って、牡丹を買ってきたことがあります。玄関の横に植えたのですが、花が終わると枯れてしまいました。 花に詳しい叔母に話すと、花は切って植えないと、負担が大きくて根付かな..
タグ: 奈良県 和歌/短歌 長谷寺 慈円 与謝蕪村 花 久保田淳 白楽天 エッセイ 漢詩
バイオロギング
きのうタクシーに乗ろうと思って配車センターに電話をしたのですが、ちょっと時間がかかりますとのことでした。車中、運転手さんの話しでは、春節で中国からの観光客がたくさん来ているので多忙なんだそうです。い..
タグ: 魚 バイオロギング 自然観察 マグロ イルカ 渡辺佑基 五島列島 動物 運転手 タクシー
『目玉』の短篇小説
人に会わない生活などといえば、本でも読むか音楽でも聴くくらいしか思い浮かびません。あいにく目が疲れるので、映画など画面に映るものは長くは観ていられません。自然といつも何か面白そうな本はないかと物..
タグ: 岡山県 房総半島 目玉 大学生 丸谷才一 清岡卓行 柏原兵三 吉行淳之介 群像 荒川洋治