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はやり病の今昔
今シーズンは新型コロナウイルスの陰に隠れて、インフルエンザは少なく、一昨年の半分程だったようです。記録的な暖冬や、マスク・手洗いの普及した効果でしょうか。
明治23年(1890)2月1..
タグ: 医学 小説/小説家 夏目漱石 三四郎 インフルエンザ お染風 スペイン風邪 1908年 1918年 アスピリン
ベルツの遺産
来週からは本格的な寒さになるそうです。北の地方では雪が降り始めるかもしれません。寒くなると手足が荒れます。昔はアカギレが踵などによくできました。子供のころ実家では、膏薬を作っていましたので、少し..
タグ: 東京 谷根千 渡辺京二 森まゆみ アカギレ 明治 フェノロサ ナウマン モース 競馬
私立探偵の話
世は「コロナ疲れ」とか、わたしは「薬物療法疲れ」です。やっと食べられるようになったと思えば、また次の治療が始まって、ムカツクようになる。そんなことを繰り返して第5クールが過ぎ、あと1回になりまし..
タグ: 第一次世界大戦 私立探偵 父親 レイモンド・チャンドラー 村上春樹 フィリップ・マーロウ アメリカ文学 小説/小説家 探偵小説 外国文学
ことばの由来
言葉の由来や成り立ちを知るのはおもしろいものです。意外であったり、ビックリしたりします。「あかんべ」と下まぶたを指先で下方に押さえ、まぶたの裏の赤い部分を出すしぐさは「あかめ(赤目)」が変化した言葉だ..
タグ: 新書 堀井令以知 語源 野菜 食物 本 ほうれん草 あんばい あかんべ 由来
モデルアート 2024年06月号
モデルアート最新号は接着剤
「モデルアート 2024年06月号」
「パーツ同士を組み合わせて接着する―この繰り返しの結果として、ようやく1つの作品が出来上がります。スケールモデルでもスナッ..
タグ: 本
短篇小説のための手引き書
好きな菓子袋を抱えて、ボリボリ食べる幸せ、そのうち残り少なくなってくる悲しみ・・・おもしろい本に出会った時の幸福感と読み終わる名残惜しさはそれ以上かも知れません。
昨年末の毎日新聞の書評..
タグ: 女性用 書評 角田光代 ルシア・ベルリン アーウィン・ショー 中島京子 ロシア文学 アメリカ文学 短篇小説 外国文学
文学全集がたくさんあったころ
ふと思い出したのですが、大学生のころ、ある同級生がやってきて、「小説って、何が面白いんや?」と聞きます。怪訝な面持ちで顔を見ると、「世界文学全集を全巻読破したんやけど、よお分からんのや・・・」と..
タグ: ツルゲーネフ テス 文学全集 デフォー ナスターシャ・キンスキー ハーディ ルーヂン ロビンソン・クルーソー 大学生 全集
春風とともに
今日から3月ですが、新型コロナウイルス感染がどんなふうに推移するのか、微妙な段階のようです。インフルエンザのように春になれば終息するのか、気候には無関係なのか、手持ちの薬で効くのがあるのか、今月..
タグ: 本 詩/詩人 詩集 新型コロナウイルス 上田敏 海潮音 燕 ツバメ 鳥 春
リュウとツバメ
前回の「龍」と「竜」については
(https://otomoji-14.blog.ss-blog.jp/2018-04-23)、やっぱり、高島俊男さんの『お言葉ですが・・・』(文藝春秋 1996年..
タグ: 映画 本 エッセイ 自然観察 唐沢孝一 新書 ヒッチコック 鳥 ツバメ ねぐら入り
ことしの読書
このあいだの毎日新聞に「2018 この3冊 上」として、20人の書評担当者が推薦本・各3冊を挙げ、短評を付けていました。今年はどんな本が出たのか、本を読む参考になります。来週にも「下」が載るので、ま..
タグ: 唐沢孝一 内田樹 高橋源一郎 吉田兼好 徒然草 鴨長明 方丈記 枕草子 新書 文庫
読書のダイゴミ
今日の毎日新聞を見ていると、三浦雅士『孤独の発明 または言語の政治学』(講談社)が広告に出ており、「重版 出来」と書かれています。よく見かける文字で、なんとなく意味は分かりますが、はて、どう読むのだ..
タグ: 詞書 重版出来 万葉集 折口信夫 三浦雅士 和歌/短歌 評論 本
秋の夜長の一冊
すこしずつ読んでいるので、三浦雅士『孤独の発明 または言語の政治学』はまだ 100頁ほどしか進んでいませんが、やはり刺激に満ちたおもしろい本です。たとえば『梁塵秘抄』の歌謡
遊びをせんとや生ま..
タグ: 言語 三浦雅士 本 梁塵秘抄 チョムスキー 小西甚一 大岡信 西行 遊女 歌人