ゆく年を振り返って
結局、今年はどこにも出かけずに過ぎそうです。こんな事は初めてです。鉄道好きの家内も県内に閉じこもったままです。よく辛抱したものです。おかげで気になりながら読み残していた本が読め、音楽を聴く時間も充分..
タグ: 河口慧海 バファローズ 野球 マーラー チベット 作曲家 音楽 細雪 谷崎潤一郎 バーンスタイン
所により時により
千葉に住んでいる孫と話していると、ときおり怪訝な顔をされることがあります。「橋」、「箸」、「端」といった言葉のアクセントが気になるようです。
わたしは関西人なので「川」と「皮」はきっち..
タグ: 河口慧海 陳舜臣 金田一春彦 アクセント 多夫一妻 清明 墓参 チベット 東京 関西
薬の効きめ
よくそんなことが出来たものだと驚きながら、河口慧海『チベット旅行記』(講談社学術文庫)を読んでいると、困ったときに慧海(えかい)は「宝丹」という薬をよく飲んでいます。たとえば・・・
< そう..
タグ: 祖父 森まゆみ チベット ネパール 河口慧海 薬 紀行 宝丹 1897年 文庫
チベット旅行記
時は明治、仏教の原典を求めて命がけでチベットに向かった一人の日本人の僧がいました。当時のチベットは外国人をよせつけない厳しい鎖国政策の中、中国の僧侶に扮して入国を試みたのです。その道のりがいかに険しか..
タグ: チベット 河口慧海