記事 での「本」の検索結果 9,499件
淀川のほとりで
大阪弁というのは肌にまとわりつくような、ぬるま湯につかっているような語感があります。岩阪恵子『淀川にちかい町から』(講談社)は淀川の左岸、大阪市旭区を舞台にした短篇小説集です。戦後から昭和を生きた人..
タグ: 本 大阪弁 詩/詩人 川 淀川 大阪 戦後 昭和 清岡卓行 岩阪恵子
百年前のこと
野山は新緑で生気に満ち、街路はツツジが満開です。しかし、ここのところう風が強く、うららかな陽気の日が少ないようです。
てふてふが一匹韃靼海峡を渡つて行つた。 (安西冬衛)
今年はロ..
タグ: 1917年 ロシア革命 ソ連 ロシア 新書 池田嘉郎 安西冬衛 韃靼海峡 歴史 てふてふ
物語の始まり
お盆も過ぎ、日の暮れも少しはやくなると、夏も終わりだと感じます。天気も不順で、雨や風の日が多くなりました。
夕顔の花一ツ咲き二ツ咲き
しづかに秋のしのびよる宵 (内藤 濯)
..
タグ: 1970年 三島由紀夫 文庫 物語 大学生 春の雪 豊饒の海 浜松中納言物語 平安時代 大正
上京者の秘密
大学受験のとき、あまり遠くの学校は受ける気にはなりませんでした。せっかく遠方へ受験に行っても、受からなかったら、しんどいと思っていました。結果として関西の近くで済ませました。
大学を卒業..
タグ: 東京 地方 松本清張 文庫 岡崎武志 大学生 上京 上京者 評論 本
はるばる函館
どういうわけか北海道へは行ったことがありません。日高の浦河という所に親戚があって、こどものころには毎年、昆布やスルメが大量に送られてきていて、身近に感じていました。 2011年春に青森で集会が予定さ..
タグ: 浦河 小説/小説家 文庫 2011年 川本三郎 岡崎武志 集会 親戚 青森 佐藤泰志
神社に詣でる
七五三のお祝いに、今年は愛知県の猿投(さなげ)神社に詣でました。昨年は千葉県の柴崎神社でした。行事のおかげで、いろんな土地に出かけられるのは楽しみです。
時間があったので、岡崎城を見学しまし..
タグ: 子孫 1201年 和歌山県 紀行 城 歴史 後白河上皇 猿投神社 岡崎城 柴崎神社
熊野もうで
今日は天気が良かったので、初詣にでかけました。ここ何年かは熊野本宮大社に詣でていますが、昨年に比べると、参道の石段がきつく感じられました。その年の心肺機能の評価になりそうです。 大社は今は山の上にあ..
タグ: 1201年 熊野御幸 歌人 宮仕え 神坂次郎 熊野本宮大社 藤原定家 紀行 初詣 熊野川
たかが野球、されど 5人
素人からみると、将棋のプロ棋士とかプロ野球選手などは天才に属する人種なのだろうと思います。全国に名の知れた高校球児が、プロ野球に入ってもなかなか活躍できません。新人でライオンズの 4番を打った清..
タグ: 清原和博 長嶋茂雄 掛布雅之 江本孟紀 山田久志 福本豊 張本勲 野村克也 野球 新書
映画は読んでいる
オードリー・ヘプバーンといえば、先日、川本三郎『映画は呼んでいる』を読んでいると、映画「ティファニーで朝食を」は最初、監督も原作者の T.カポーティも主役にはマリリン・モンローを考えていたと書いてい..
タグ: 映画を見ればわかること ティファニーで朝食を 映画 オードリー・ヘプバーン 川本三郎 マリリン・モンロー ネコ アメリカ文学 女優 エッセイ
ヘプバーン式
きのう書類を書いていて、ローマ字はヘボン式でかくこと、との注記がありました。ヘボン式ってどんな書き方だったかなと、国語辞典を引っ張りだして巻末付録のページで確認しました。 それで思い出したのですが、..
タグ: 高島俊男 ヘボン式 ジョン万次郎 ヘボン オードリー・ヘプバーン ローマ字 発音 エッセイ 本
新書でも買って
先日、久しぶりに商店街を歩いてみました。地方都市ではどこでも同じですが、シャッターの降りた店舗がめだちます。学生のころからよく立ち寄った本屋さんが開いていたので、覗いてみました。毎日のように出入りし..
タグ: 華 花 略字 漢字 大学生 高島俊男 新書 書店 垃圾 簡体字
寝る前の本
寝るまえにちょっと読む本には、雑誌や週刊誌に連載した文章をまとめたような本がふさわしい。一回分の分量が適当で、眼がさめるほどむつかしくなく、少し知識が増えて得した気分になって眠りにつける。 「オール..
タグ: 遅刻 高島俊男 川本三郎 丸谷才一 遅参 エッセイ 雑誌 週刊誌 週刊文春 本