記事 での「本」の検索結果 9,515件
人のやちまた
3ケ月ほど前、山田稔『メリナの国で』という旅行記を読んだおり、同書を出版した「編集工房ノア」というのが気になって調べていると、足立巻一という名前に出会いました。足立巻一(1913-85)は 19..
タグ: 史伝 本居春庭 本居宣長 足立巻一 編集工房ノア 国文学 国学 平田篤胤 江戸時代 松阪
詩の可能性
現代詩との出会いは、30代の詩人・田村隆一が書き、10代のわたしが脳裏に刻んだ詩句・・・
雪のうえに足跡があった
足跡を見て はじめてぼくは
小動物の 小鳥の 森..
タグ: 田村隆一 詩/詩人 詩集 本
カメムシとヒト
今年はカメムシが大繁殖しているとニュースで聞きましたが、困ったことです。洗濯物に付いて、その臭いに居場所を探しまわったり、踏んづけて慌てたりするのはまだいいとして、柿などの作物に被害が出るのは大..
タグ: 昆虫 虫 島 高橋敬一 紀行 カメムシ 本
海岸民族って何?
しばらくは出かけられないので、旅行記でもと森本哲郎『空の名残り ぼくの日本十六景』(新潮社)を読んでいると、「日本三景(松島、天橋立、安芸の宮島)」について、< おそらく、遠い昔、日本人は頼りな..
タグ: 奥の細道 俳句/俳人 天橋立 詩/詩人 紀行 松島 大学生 山崎正和 エッセイ 東北地方
再読の不思議
新聞の書評欄などで面白そうな本はないかと探しているのですが、思うようなものに出会えません。しかたなく最近は以前に読んで心に残った本を再読することが増えました。ところが読み出してみると、全く内容を..
タグ: 兄弟 やちまた 評伝 足立巻一 ファミリー・ヒストリー 親戚 再読 子孫 島 大津島
今年の読書を振り返る
今年も残り少なくなって来ましたが、来年はどんな年になるのでしょう。今年は75歳になって、後期高齢者と称ばれるようになり、余命が意識されるようになりました。確かに持ち時間は少なくなっているのでしょ..
タグ: エマニュエル・トッド 吉村昭 高木兼寛 脚気 カッケ 伝記 評伝 小説/小説家 足立巻一 本居春庭
連載エッセイの楽しみ
新しい年を迎えましたが、早々の大地震で、2024年はどんな年になるのか不安になります。年始におおまかな1年の予定を考えますが、3月には持病の治療が済み、ある程度の旅行はできそうなので、久しぶりに..
タグ: 能登半島地震 ブログ 地震 エッセイ コラム 雑誌 週刊誌 司馬遼太郎 週刊朝日 洲之内徹
愛でるということ
正月には「おめでとう」と言葉を掛け合いますが、「おめでたい」とはどういうことだろうと本*を見てみると、< めでたいは「愛(め)でる」という動詞から出ている。古語では「愛づ」になる。人や物の美しさ..
タグ: ピアノ ジャズピアノ 音楽 ジャズ 堀井令以知 めでたい 新書 語源 ピアニスト ビル・エヴァンス
女優の写真
川本三郎の新刊『映画の木洩れ日』(キネマ旬報社)を読んでいると、<昭和三十年代に活躍し、人気があるなかで若くして引退してしまった女優といえば、日活の芦川いづみ、大映の叶順子、そして松竹の桑野みゆ..
タグ: 兄弟 エッセイ 伊良湖岬 川本三郎 名神高速道路 大学生 中学生 小学生 昭和 柴又
歴史から現在を見る
今年は選挙の年のようです。それでいつも不思議に思うのは、米国ではなぜ火曜日に選挙をするのか? 共和党の大統領候補がほぼトランプさんに決まったのも先日のスーパー・テューズデイでした。
..
タグ: アメリカ 米国 コラム 評論 片山杜秀 新書 エッセイ 歴史 ハワイ カラカウア
ラジオと紀行の兄弟
車で通勤していたころ、ラジオで「日本全国8時です」という15分ほどの番組をよく聞いていました。森本毅郎が司会し、日替わりで佐瀬稔(スポーツ)、荒川洋治(読書案内)、森田正光(天気)などが話題を提..
タグ: 神社 森本哲郎 森本毅郎 夏目漱石 ラジオ 佐瀬稔 荒川洋治 森田正光 和歌山県 講演
自伝の楽しみ
三月になると寒さはましになって、風呂上がりに本を読んでいると、自然に眠くなってきます。福沢諭吉の『福翁自伝』(ワイド版 岩波文庫)は眠前に丁度いい愉快な本です。たとえば酒癖について 「生まれたまま物..
タグ: 福翁自伝 喫煙 飲酒 緒方洪庵 福沢諭吉 腸チフス 自伝 師弟 文庫 回想