記事 での「小説/小説家」の検索結果 106件
ひょっこりひょうたん島の住人
井上ひさしといえばテレビの人形劇「ひょっこりひょうたん島」の原作者の一人ということが思い浮かびますが、没後十年になって、『発掘エッセイ・セレクション 小説をめぐって』という本が出たと毎日新聞の書評欄..
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心なき身
今年は西行の生誕 900年ということで、近くの博物館で「特別展 西行」が開かれています。西行の書状など国宝 11件が展示されているそうです。
小林秀雄「西行」、白洲正子『西行』、辻邦生『西行..
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高瀬舟の町
先週末は用事で、岡山県の真庭市にでかけてきました。落合というところですが、旭川に備中川がおちあう場所です。わたしの父祖の地ですが、訪れるのは四回目位です。こどものころは親に連れられて、姫路から姫新線..
タグ: 川 姫新線 真庭市 内田百閒 高瀬舟 小説/小説家 岡山県 親戚 落合 旭川
桜の句歌など
今年は桜のもとでの入学式になったようです。近年、桜の開花が早くなって、人々は季節感のずれにとまどっていたようですが、今年はなんとなく安心したような雰囲気が感じられます。
離れては..
タグ: サクラ 桜 春 京都 窪田空穂 鳰の海 琵琶湖 滋賀県 奈良県 吉野山
ラジオと紀行の兄弟
車で通勤していたころ、ラジオで「日本全国8時です」という15分ほどの番組をよく聞いていました。森本毅郎が司会し、日替わりで佐瀬稔(スポーツ)、荒川洋治(読書案内)、森田正光(天気)などが話題を提..
タグ: 神社 森本哲郎 森本毅郎 夏目漱石 ラジオ 佐瀬稔 荒川洋治 森田正光 和歌山県 講演
門弟三千人のひと
嵐山光三郎『文人暴食』(マガジンハウス)には佐藤春夫(1892-1964)について <「門弟三千人」と謳われた文豪佐藤春夫だが、しかし、それほど面倒見のいい親分気質ではなかった。むしろ神経質で、気分..
タグ: アルコール 夢 芥川龍之介 芥川賞 佐藤春夫 太宰治 室生犀星 絵画 絵 稲垣足穂
食べる話
こんなに面白い本はそんなにないだろうと思えるほど楽しめる本です、嵐山光三郎『文人悪食』(マガジンハウス)。最初が夏目漱石、森鷗外、幸田露伴と続くので、少し重いかなと、うしろから読むことにしました..
タグ: 池波正太郎 東京 子孫 食物 ビフテキ 1997年 書店 嵐山光三郎 八重洲ブックセンター 集会
今年の夢
一富士二鷹三茄子といいますが、もうどんな初夢を見たのかも思い出せません。寒い年末といっているあいだに、こどもたちの家族が集まって来て、坊主めくりなどに興じているうちに、また夫婦二人の生活にもどりまし..
タグ: 茄子 初夢 チェーホフ 開高健 文庫 評伝 正月 夢 小説/小説家 ロシア文学
春を待つ熊野
2月になると節分、立春となり、やっと冬至から春分までの中間点を過ぎたと、何か一山越えた気分になります。紀南では梅林の開花も報じられています。この時節になると、いつも2月6日に行われる新宮市・神倉..
タグ: お燈祭り 神社 串本 鈴焼 小説/小説家 中上健次 野口冨士男 辻原登 熊野 和歌山県
岬へ
春の岬 旅のをはりの鷗どり 浮きつつ遠くなりにけるかも (三好達治) 詩碑は達治ゆかりの福井県の東尋坊にたっていますが、ゆったりとした歌の調子からは、どこか温暖な地方の岬がふさわしい..
タグ: 冬 冬至 詩/詩人 小説/小説家 紀行 エッセイ 潮騒 伊良湖岬 岬 愛知県
女優の写真
川本三郎の新刊『映画の木洩れ日』(キネマ旬報社)を読んでいると、<昭和三十年代に活躍し、人気があるなかで若くして引退してしまった女優といえば、日活の芦川いづみ、大映の叶順子、そして松竹の桑野みゆ..
タグ: 兄弟 エッセイ 伊良湖岬 川本三郎 名神高速道路 大学生 中学生 小学生 昭和 柴又
冬・新年の句歌から
1月も 10日ともなると日が永くなって来たのが分かります。地震や飛行機事故で始まった新年ですが、北陸は雪の季節となり、被災された人たちの健康や復興の遅れが危惧されます。無常の世の中ではありますが..
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