記事 での「小説/小説家」の検索結果 106件
私立探偵の話
世は「コロナ疲れ」とか、わたしは「薬物療法疲れ」です。やっと食べられるようになったと思えば、また次の治療が始まって、ムカツクようになる。そんなことを繰り返して第5クールが過ぎ、あと1回になりまし..
タグ: 第一次世界大戦 私立探偵 父親 レイモンド・チャンドラー 村上春樹 フィリップ・マーロウ アメリカ文学 小説/小説家 探偵小説 外国文学
文学全集がたくさんあったころ
ふと思い出したのですが、大学生のころ、ある同級生がやってきて、「小説って、何が面白いんや?」と聞きます。怪訝な面持ちで顔を見ると、「世界文学全集を全巻読破したんやけど、よお分からんのや・・・」と..
タグ: ツルゲーネフ テス 文学全集 デフォー ナスターシャ・キンスキー ハーディ ルーヂン ロビンソン・クルーソー 大学生 全集
はやり病の今昔
今シーズンは新型コロナウイルスの陰に隠れて、インフルエンザは少なく、一昨年の半分程だったようです。記録的な暖冬や、マスク・手洗いの普及した効果でしょうか。
明治23年(1890)2月1..
タグ: 医学 小説/小説家 夏目漱石 三四郎 インフルエンザ お染風 スペイン風邪 1908年 1918年 アスピリン
日々の想い
友人たちの関係した施設でも、次々と新型コロナウイルスの感染が起こっています。人口密度の高い地域では既に、それだけ社会にウイルスが潜入しているのでしょう。こうなれば可能な限り人との接触を避ける以外..
タグ: 2020年 外国文学 小説/小説家 イギリス文学 新型コロナウイルス オースティン 文庫 清少納言 味覚異常 治療
紀ノ川の流れ
ここ数年来、様子をみていた病気が、そろそろ治療したほうがいいだろうということになって、正月休み明けから入院しています。今日は連休で外泊になりました。検査も終わり、来週から治療です。
この..
タグ: 男系 女系 有吉佐和子 和歌山県 小説/小説家 家 紀ノ川 文庫 九度山 六十谷
ハーディの小説
高校生の時、英語の授業で T.ハーディの短篇小説「羊飼の見た事件 What the Shepherd Saw」を読んだ記憶があるのですが、巨石遺跡が舞台だったというくらいで、話の筋はよく覚えてい..
タグ: 教科書 文庫 外国文学 映画 大学生 ロマン・ポランスキー テス パイプ イギリス文学 1985年
こころに残る外国の短篇小説
トランプ大統領の新型コロナ感染には驚きましたが、賭けごとの大好きなイギリスではきっと、大統領選挙のゆくえが賭けの対象になっていることでしょう。
ロアルド・ダール(1916-1990)とい..
タグ: 小説/小説家 トランプ大統領 外国文学 文庫 田村隆一 都筑道夫 マンスフィールド ハーディ 魯迅 チェーホフ
萩の物語
3週間ほどまえの毎日新聞の書評欄に、詩人の荒川洋治が三浦哲郎の短篇集を取りあげたなかに、戦後日本の最上の短篇小説としてこんなのを挙げていました。
中野重治「萩のもんかきや」
佐多稲子「水..
タグ: 兵庫県 文庫 山口県 島 ミカン 植物 短篇小説 萩 中野重治 今週の本棚
七赤金星はツムジ曲り
今日から9月です。南方の海上を大きな台風が北上しています。ここ数日、朝は少し気温が下がってきましたが、これからは台風の季節になるのでしょう。
野分して蟬の少なき朝(あした)かな (子規)
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タグ: 1867年 世代 逝去 セミ 夏目漱石 慶応 正岡子規 坪内祐三 秋山真之 七赤金星
短篇小説のための手引き書
好きな菓子袋を抱えて、ボリボリ食べる幸せ、そのうち残り少なくなってくる悲しみ・・・おもしろい本に出会った時の幸福感と読み終わる名残惜しさはそれ以上かも知れません。
昨年末の毎日新聞の書評..
タグ: 女性用 書評 角田光代 ルシア・ベルリン アーウィン・ショー 中島京子 ロシア文学 アメリカ文学 短篇小説 外国文学
99歳の学園小説
人は 85歳を過ぎたころから記憶が定着しにくくなったり、周囲の状況にそぐわない行動をしたりして、日常生活に支障をきたすようになる例が多くなるようです。ヒトというシステムの耐用年数がそれくらいなん..
タグ: 小説/小説家 本 読売文学賞 日本文学大賞 若松賤子 老化 認知症 明治女学校 勝海舟 巌本善治
おない年のひと
嵐山光三郎『文人悪食』(マガジンハウス)を読んでいて、意外に思ったのは谷崎潤一郎(1886-1965)と石川啄木(1886-1912)が同い年だったということです。石川啄木は明治に亡くなった人です..
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