記事 での「辻原登」の検索結果 8件
幕末から明治への物語
若い頃、「面識のない人との会話では、政治とスポーツの話題は避けること」という話を聞いて、なるほどと思った記憶があります。お互いの支持政党やひいきチームを知らないで、迂闊な事を言うと相手の気分を害..
タグ: 江戸時代 評伝 本 小説/小説家 伝記 陸奥宗光 勝海舟 坂本龍馬 桂小五郎 幕末
春を待つ熊野
2月になると節分、立春となり、やっと冬至から春分までの中間点を過ぎたと、何か一山越えた気分になります。紀南では梅林の開花も報じられています。この時節になると、いつも2月6日に行われる新宮市・神倉..
タグ: お燈祭り 神社 串本 鈴焼 小説/小説家 中上健次 野口冨士男 辻原登 熊野 和歌山県
2014年11月
毎日新聞2014年11月26日夕刊に、11月の文芸時評が掲載されました。
《最近の書店に行くと、日本がいかに素晴らしい国かを語った本と、中国人や韓国人に対する嫌悪を吐露した本が目立つ。そうした本..
タグ: 小林信彦 辻原登 黒川創 谷崎由依 NOヘイト!
2014年4月
毎日新聞2014年4月30日夕刊に、4月の文芸時評が掲載されました。
《二〇一二年に亡くなった吉本隆明の晩年の代表作『母型論』は、柳田国男が死の前年の一九六一年に刊行した『海上の道』とおなじ「日..
タグ: 室井光広 辻原登 村田沙耶香 木村友祐 藤谷治
対馬の人
辻原登『韃靼の馬』読了。
ハードカバーにして600ページを超える長編で、持ち歩くのがちょっときつかったが、それだけの面白さのある作品。スケールも大きい。
それにしても、みんな語学..
タグ: 辻原登 韃靼の馬
短編・長編
辻原登著『東京大学で世界文学を学ぶ』から引用:
フォークナーはまた、こんなことを短篇小説について言っています。
「長篇小説では少々雑なところがあっても構いません。しかし短篇ではそうはいかない。..
タグ: 輝ける闇 辻原登 フォークナー 開高健
<後熟>
以下は、辻原登『東京大学で世界文学を学ぶ』の「まえがき」からの引用:
すぐれが原作は<死後の生>の中で、読み継がれることによって<後熟>してゆく。併行して、その翻訳作品も..
タグ: 東京大学で世界文学を学ぶ 辻原登
芥川賞
辻原登『村の名前』読了。
なんて言うか、芥川賞受賞作品って、やっぱりよく分からない。下手すると南巡講話前みたいな中国の奥地(湖南省・長沙の近くらしい)に分け入って、畳表のための藺草工場との..
タグ: 辻原登 村の名前 芥川賞受賞作品