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サンマの歌
今年もサンマは不漁のようです。末広恭雄『魚の履歴書』(講談社)を見てみると、サンマは北緯20度-55度の北太平洋にだけ生息しているようです。8月の頃には北海道から千島近海でたむろしているが、9月に入..
タグ: 佐藤春夫 本 秋刀魚 サンマ 紀伊勝浦 和歌山県 末広恭雄 新宮 魚 発酵食品
松山のメバル
食べ物の話というのは、蘊蓄を聞かされても鬱陶しいし、どこの名店の何がうまいと言われても鼻白むところがあり、読んで気持ちのいい読み物になるには、著者の人品によるところが大きいようです。
吉..
タグ: 魚 メバル 瀬戸内海 吉田健一 松山 愛媛県 集会 山形県 岩国 飛島
鱒鮨のこと
わたしの父親は薬関係の仕事をしていたので、時に富山の薬屋さんへ出張していました。帰りに鱒鮨を買ってくることがありました。土産という楽しさもあり、淡い紅色の鱒という魚も珍しく、子供心に美味しかった..
タグ: 本 鱒鮨 食物 鱒 マス 魚 富山 吉田健一 父親 立山
詩人の食べもの
嵐山光三郎『文人暴食』(マガジンハウス)は『文人悪食』の続編です。小泉八雲から寺山修司まで 37人について、各人を食べ物との関わりから描いています。著者は「あとがき」で <・・・二冊を書くために..
タグ: 本 食物 室生犀星 嵐山光三郎 鳥 石川県 金沢 ツグミ アンズ 杏
ハモの季節
和歌山市の名草山の中腹にある紀三井寺の境内からは、海の向こうに沼島(ぬしま)が見渡せます。沼島は淡路島の南部にある離れ小島で、400人ほどが住んでいます。対岸の淡路島の土生港へは連絡船で 10分..
タグ: 兵庫県 淡路島 食物 沼島 島 古事記 ハモ 鱧 魚 夏
柿 あれこれ
紀ノ川べりでの散歩のあと、道の駅で富有柿を買ってきました。紀ノ川流域は柿の産地です。柿は元々はすべて渋柿で、突然変異で甘柿ができたそうです。日本で初めて甘柿が見つかったのは、1214年、相模国でのこ..
タグ: 松尾芭蕉 和歌山県 紀ノ川 植物 食物 果物 柿 俳句/俳人 渋柿 愛媛県
平成の壁と崩壊
1世代30年と言われますが、平成はちょうどそんな長さです。平成が始まった頃の、わたしの年齢に、今はこども達がなっています。そして、その頃のこども達の年齢に孫達が達しています。
新年度を迎え、..
タグ: 地震 壁 養老孟司 人口減少 9.11 グローバリゼーション 東日本大震災 阪神淡路大震災 平成 ベルリンの壁
勇者王ガオガイガー 25th ANNIVERSARY 熱き勇者たちの玩具神話
勇者王ガオガイガー 25th ANNIVERSARY 熱き勇者たちの玩具神話
「勇者王ガオガイガー 25th ANNIVERSARY 熱き勇者たちの玩具神話」
「勇者王ガオガイガー 25t..
タグ: 本
中山道と東海道
「木曽路はすべて山の中である」は島崎藤村『夜明け前』の書き出しですが、いつか読もうと思いながら、本棚に置かれたままになっています。中山道はその山の中を通っているのですが、なぜ東海道でなく険しい山道を..
タグ: 歴史 峠 甲州街道 碓氷峠 和田峠 鈴鹿峠 木曽路 中山道 杖突峠 東海道
食べ物の話
胃腸がじょうぶではないので、食事はいたって簡単にすませますが、食べ物の話を読むのは嫌いではありません。森浩一『食の体験文化史』(中央公論社)は十五年ほど前に奈良で買った本ですが、考古学者が自分が毎日..
タグ: 南方熊楠賞 食物 本 森浩一 食の体験文化史 石毛直道 考古学
ふと口ずさむ唄
映画「鉄道員 ぽっぽや」(降旗康男監督)で高倉健が「テネシー・ワルツ」を口ずさむ場面は意外で、印象的でした。 「テネシー・ワルツ」はパティ・ペイジの歌で知られていますが、日本では江利チエミがよく唄っ..
タグ: 降旗康男 鉄道員 ぽっぽや 阿久悠 映画音楽 映画 新書 海峡 江利チエミ 明石海峡 高倉健
西部劇の時代
西部劇を映画館で観た記憶がありません。テレビでは「ローハイド」とか「名犬リンチンチン」とかいろいろありました。もちろん、大人になってからは人並みに、テレビやビデオで昔の西部劇映画をときどきみたと思い..
タグ: ペリー ハックルベリー・フィン 1848年 マーク・トウェイン 映画 1885年 1853年 南北戦争 西部開拓 坪内逍遥