記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,731件
明日を思い煩う
(10)明日を思い煩う
苦しみの本質は「これから」にあるということを見てきました。「これから」の不安がぼくらを苦しめるということです。身の苦難とは言っても実は心の苦難であるというのはそういうこ..
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身と心
(9)身と心
身の苦難といっても、実は心の苦難ではないでしょうか。そして弥陀の光明と名号はその心の苦難を蕩除してくれ、心は安楽でいられるようになるのではないか。
身の苦難の代表として病苦を..
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七宝の宝池いさぎよく
(8)七宝の宝池いさぎよく
次に宝池をうたう和讃が2首つづきます。
「七宝(しっぽう)の宝池(ほうち)いさぎよく 八功徳水みちみてり 無漏(むろ、煩悩がないこと)の依果不思議なり 功..
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光明と名号
(7)光明と名号
金子大栄氏は、月とその光の譬えで、阿弥陀仏とその本願の関係を教えてくれました、月(阿弥陀仏)ははるか彼方(西方十万億土)にあれども、その光(本願)は「いま、ここ」に届いている..
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光明てらしてほがらかに
(6)光明てらしてほがらかに
光の場合も同じです。不思議な光に包まれてうっとりするとき、「わたし」はどこにもいません、ただ身体が光に染め上げられているだけです。ところがまもなく「わたし」が飛び..
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主客未分
(5)主客未分
「染香人」ということばは『首楞厳経』という経典に出てくるそうですが、このことばについてもう少し思いをめぐらせたいと思います。
香りが身体に染み付くように、光もときに身体に染..
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染香人
(4)染香人
しかし眼も色に向かうより前に、向こうから光が届いています。耳に声が届けられて聞こえるように、眼に光が届けられて見えるのです。まず光が届き、しかる後に光に照らされたもの(色)を見る..
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光は見えない
(3)光は見えない
「こちらにわれら、向こうに仏」ではないということをこれまで縷々述べてきました。われらが無量光仏を「見る」となりますと、主客が分離し「こちらにわれら、向こうに無量光仏」となり..
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光耀たがひにかがやけり
(2)光耀たがひにかがやけり
次の和讃です。
「七宝(しっぽう)樹林くににみつ 光耀(こうよう)たがひにかがやけり 華菓枝葉(けかしよう)またおなじ 本願功徳聚を帰命せよ」(第40首)..
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妙なる音
第5回 讃阿弥陀仏偈和讃(その4)
(1)妙なる音
次の和讃は浄土の妙なる音についてうたっています。
「宝林・宝樹微妙音(みみょうおん) 自然(じねn)清和(..
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主客の分離
(21)主客の分離
「見る」と「聞く」の違いにあらためて目を向けましょう。あっ、こう言うなかにもうすでに「見ることの帝国主義」が顔を出しています。ぼくらは何ごとであれ、とにかく「目を向けよう」..
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阿弥陀仏に遇う
(20)阿弥陀仏に遇う
「見ることの帝国主義」は、存在するものは何らかのかたちで見えるはずであり、どのようにも見えないものは存在しないと宣言しますが、さて「無限」はどのようにも見えません。見え..
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