記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,729件
今生のいのり
(12)今生のいのり
蓮如は信心をとるとはどういうことかについて、「また諸神諸菩薩において今生のいのりをのみなせるこころを失」うことだと言います。ぼくらが神仏に祈りをするとき、それは、大方は、今..
タグ: 親鸞を読む
出立(でたち)
(11)出立(でたち)
信心とは、浄土へまいるときの出立であると言います。出立を辞書で調べますと、①出発、②いでたち、扮装、③旅人が出発する時にとる食事、とあります。ここでは「この信心を獲得せず..
タグ: 親鸞を読む
第2帖・第2通、前段
(10)第2帖・第2通、前段
そもそも、開山聖人の御一流には、それ信心といふことをもつて先とせられたり。その信心といふはなにの用ぞといふに、無善造悪のわれらがやうなるあさましき凡夫が、たやす..
タグ: 親鸞を読む
自信教人信
(9)自信教人信
「わたし」が往生のために「本願を信じ念仏申そう」と思ってそうしているのではありません。そうではなく、「わたし」は本願にふかく頷き、その結果おのずと念仏申さんというこころがおこっ..
タグ: 親鸞を読む
当流の掟
(8)当流の掟
後段というより追伸部分ですが、そこで当流の掟を守るよう注意しています。すでに1・9で、「わが流につたふるところの義をしかと内心にたくはへて、外相にそのいろをあらはさぬ」ようにと述..
タグ: 親鸞を読む
第2帖・第1通、後段
(7)第2帖・第1通、後段
これについて、まず当流の掟をよくよくまもらせたまふべし。そのいわれは、あひかまへていまのごとく信心のとほりをこころえたまはば、身中にふかくおさめおきて、他宗・他人に対..
タグ: 親鸞を読む
今生と後生
(6)今生と後生
もう一度「老後の安心」を例に考えてみます。今生を「いま」、後生を「老後」に置き換えますと、「ただ今生にのみふけりて」は、「老後なんてどうなるのか分かったものじゃないから(そもそ..
タグ: 親鸞を読む
往生さだまりたる人
(5)往生さだまりたる人
女人が「ただ今生にのみふけりて」、「いたづらにあかしくらす」のは世の常とはいえ、何とあさましいことかと述べた上で、他力の信心をとることの大切さを説いていきます。そして信..
タグ: 親鸞を読む
第2帖・第1通、中段
(4)第2帖・第1通、中段
これによりて、一心一向に弥陀一仏の悲願に帰して、ふかくたのみたてまつりて、もろもろの雑(ぞう)行(ぎょう)を修する心をすて、また諸神諸仏に追従(ついしょう)申す心..
タグ: 親鸞を読む
ただ今生にのみふけりて
(3)ただ今生にのみふけりて
蓮如は、女人の身のあさましさを言うときに、「世路(せいろ)につけ、また子孫なんどの事によそへても、ただ今生にのみふけりて」というように表現しています。家事万端を任さ..
タグ: 親鸞を読む
女人の身
(2)女人の身
この「おふみ」は文明5年の12月8日に書かれています。11月21日から28日までの報恩講が終わった時点で、多屋の内方に向けて、せっかく定まった信心が消え失せてしまわないよう注意を..
タグ: 親鸞を読む
第2帖・第1通、前段
第7回 第2帖・第1通、第2通、第3通
(1)第2帖・第1通、前段
そもそも、今度一七箇日報恩講のあひだにおいて、多屋内方(たやないほう)もそのほかの人も、大略(たいりゃく)信心を決定した..
タグ: 親鸞を読む