記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,731件
「南無阿弥陀仏」の交響曲
(7)「南無阿弥陀仏」の交響曲
「本願を信じ念仏もうすものを救おう」という第18願が浄土の教えの核であることは間違いありません。でも、その第18願が確かにみんなのもとに届くためには第17願が不..
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「南無阿弥陀仏」のこえとなって
(6)「南無阿弥陀仏」のこえとなって
次の和讃は「諸仏証誠」と第17願との関係をうたいます。
「諸仏の護念証誠は 悲願成就のゆゑなれば 金剛心をえんひとは 弥陀の大恩報ずべし」(第85..
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「源左、たすくる」のこえ
(5)「源左、たすくる」のこえ
次の和讃も「諸仏証誠」をうたいます。
「十方恒沙(じっぽうごうじゃ)の諸仏は 極難信(ごくなんしん)ののりをとき 五濁悪世(ごじょくあくせ)のためにとて..
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うしろ姿は仏
(4)うしろ姿は仏
衆生は仏ではないが、しかし仏は衆生の姿をとって現れるということ、このことをもう少し考えてみましょう。
唯一絶対の神は、どんな姿も取ることもありません。姿を取って現れた神..
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恒沙塵数の如来
(3)恒沙塵数の如来
次の和讃です。
「恒沙塵数(ごうじゃじんじゅ、無数)の如来は 万行の少善きらひつつ 名号不思議の信心を ひとしくひとへにすすめしむ」(第83首)。
「数えきれ..
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摂取して捨てざれば
(2)摂取して捨てざれば
この、誰一人漏らすことなく、すべての衆生を摂取して捨てない、というところに阿弥陀の阿弥陀たる所以があります。「摂取して捨てず」の左訓(字句の左に小さく記された注釈)に..
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小経和讃
第9回 三部経和讃(その4)
(1)小経和讃
「観経和讃」9首に続いて「小経和讃」5首が始まります。『阿弥陀経』は『小経』の名のごとく、きわめてコンパクトに浄土の..
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如来利他の信心に
(13)如来利他の信心に
さて「観経和讃」の最後です。
「定散諸機各別(じょうさんしょきかくべつ)の 自力の三心ひるがへし 如来利他の信心に、通入せんとねがふべし」(第81首)。
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慙は人にはづ、愧は天にはづ
(12)慙は人にはづ、愧は天にはづ
親鸞は「信巻」に『涅槃経』から長い引用をしていますが、それは五逆の罪人である阿闍世も救われるかという問題意識からです。
阿闍世は父を殺害してたちまち後悔..
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「くすり」と「病人」
(11)「くすり」と「病人」
ところが親鸞は『観経』のメインテーマである「浄土を観る方法」については一切触れず、韋提希に浄土の教えが説かれるに至った経緯だけを問題にします。親鸞としては「浄土を..
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凡夫の救い
(10)凡夫の救い
その隠された意図が明らかになるのが、わが子に幽閉された韋提希が釈迦に救いを求めるところです。かくして韋提希が安楽浄土の教えを聞くことになるという「観経和讃」の第1首に戻るこ..
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方便引入せしめけり
(9)方便引入せしめけり
さて次の和讃です。
「弥陀・釈迦方便して 阿難・目連・富楼那(ふるな)・韋提 達多・闍王・頻婆沙羅 耆婆・月光・行雨等」(第78首)。
「弥陀と釈迦とが方..
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