記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,737件
往生をばとぐる
(4)往生をばとぐる
「弥陀の誓願不思議にたすけられまゐらせて」につづいて「往生をばとぐるなりと信じて」ときます。往生とは言うまでもなく浄土へ往くということで、伝統的には、浄土に往生するのはい..
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神話
(3)神話
神話的な説き方で思い出すのは、プラトンのイデア論です。プラトンは、われらが美しいものを見て、「あゝ、美しい」と思うのはどうしてかと問います。
これは美しく、これは美しくないと教..
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弥陀の誓願
(2)弥陀の誓願
あらためて第1章を3段に分けて読みますと、
第1段―「弥陀の誓願不思議にたすけられまゐらせて、往生をばとぐるなりと信じて、念仏まうさんとおもひたつこころのをこるとき、..
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第1章本文
第2回―弥陀の誓願にたすけられる(第1章)
(1)第1章本文
弥陀の誓願不思議にたすけられまゐらせて、往生をばとぐるなりと信じて、念仏申さんとおもひたつこころのをこると..
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宇宙からのメッセージ
(8)宇宙からのメッセージ
第2章に「親鸞にをきては、ただ念仏して弥陀にたすけられまひらすべしと、よきひとのおほせをかぶりて、信ずるほかに別の子細なきなり」とあり、その後に「たとひ法然聖人にす..
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聞こえるということ
(7)聞こえるということ
「語る」ということに続いて「聞こえる」ということについて考えておきたいと思います。これが親鸞の他力思想の核心にあるからです。
親鸞は信じるとは聞こえることだと繰り..
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書くと語る
(6)書くと語る
親鸞には数多くの著作があります。その代表は言うまでもなく『教行信証』(正式名称は『顕浄土真実教行証文類』)ですが、そうした漢文で書かれた難解な書物の他に、和文の親しみやすいも..
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ぼくと『歎異抄』
(5)ぼくと『歎異抄』
以上で、この書物のおおよその輪郭はつかめたと思いますが、さてこの700年以上も前の書物を読むことにどんな意味があるかということです。
ぼく自身と『歎異抄』について語..
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著者は誰?
(4)著者は誰?
さて、ではこの書物を書いたのは誰でしょう。どの写本にも(原本は失われ、何種類かの古写本が残されているだけですが、中でもっとも古いのが蓮如本です)著者名がなく、さまざまに推測さ..
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全体の構成
(3)全体の構成
以上のことから、この書物の構成をまとめておきますと、
序 ―書物全体の趣旨
第1章から第10章の途中まで―「故親鸞聖人の御物語」(語..
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二つの序文
(2)二つの序文
一つの書物に序文が二つもあるというのはどうにも不自然ですが、その不自然さはこの書物が二つの部分から合成されていることを意味します。前の半分は第10章の途中までで、「故親鸞聖人..
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序
第1回―耳の底にとどまるところ(序)
(1)序
みなさん、こんにちは。これから『歎異抄』を読み、そこから親鸞の地声を聞きとっていきたいと思います。かなり前に『歎異抄』..
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