記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,739件
第2章の第2段
(5)第2章の第2段
第2段に進みます。ここで信ずるというのはどういうことか、その驚くべきありようが語られます。
念仏は、まことに浄土にむまるるたねにてやはんべるらん、また地獄におつべ..
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よきひとのおほせ
(4)よきひとのおほせ
「慈信坊どのは、自分は父上から直々に特別の教えを受けてきたと語っておられますが、それはほんとうのことでしょうか。もしそのような秘密の法があるのでしたら、われらにも是非と..
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善鸞事件
(3)善鸞事件
その緊迫感は「しかるに、念仏よりほかに往生のみちをも存知し、また法文等をもしりたるらんと、こころにくくおぼしめしておはしましてはんべらんは、おほきなるあやまりなり」ということば..
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をのをの十余ケ国のさかひをこえて
(2)をのをの十余ケ国のさかひをこえて
第1章の文では、それが聴衆に語りかけられたことばなのか、それとも紙を前にして紡ぎ出された文章なのかは判別できませんが、第2章にきて、明らかに御物語である..
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第2章の第1段
第3回―地獄は一定すみか(第2章)
(1)第2章の第1段
御物語10章の中でいちばん長い章ですので、3段に分けて読んでいきたいと思います。まずその第1段。
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はずべしいたむべし
(13)はずべしいたむべし
『教行信証』「信巻」の一節が頭によみがえります。「かなしきかな愚禿鸞、愛欲の広海に沈没し、名利の大山に迷惑して、定聚のかずにいることをよろこばず、真証の証にちかづく..
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名利のために
(12)名利のために
先ほど、教壇から生徒に向かうとき、教師としての「立場」からものを言うと言いましたが、生徒はそれを敏感に察知します、「この人は立場で話しているな」と。それをもっとあけすけに..
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立場ということ
(11)立場ということ
それにしても「他の善も要にあらず、念仏にまさるべき善なきゆゑに。悪をもおそるべからず、弥陀の本願をさまたぐるほどの悪なきゆゑに」とはどういうことでしょう。その反対の「善..
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悪をもおそるべからず
(10)悪をもおそるべからず
さて最後の第3段、「しかれば本願を信ぜんには、他の善も要にあらず、念仏にまさるべき善なきゆゑに。悪をもおそるべからず、弥陀の本願をさまたぐるほどの悪なきゆゑにと云..
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機の深信
(9)機の深信
親鸞にとって「自分は悪人である」という自覚こそが大事です。「罪悪深重、煩悩熾盛の衆生をたすけんがための願にまします」というのは、悪人の自覚のあるものをたすけてくれるということだ..
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悪人とは
(8)悪人とは
「えー、悪人も平等に救われるなんて」と不満の声を上げる人は、自分を善人と思っています。善人とまでは思っていなくても、少なくとも悪人ではないと思っているはずです。そして自分以外の..
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罪悪深重、煩悩熾盛の衆生
(7)罪悪深重、煩悩熾盛の衆生
次に第2段、「弥陀の本願には、老少善悪のひとをえらばれず、ただ信心を要とすとしるべし。そのゆゑは、罪悪深重、煩悩熾盛の衆生をたすけんがための願にまします」を見て..
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