記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,739件
因果とは
(5)因果とは
宿命論とは、世界は必然的な因果関係によって支配されているという見方ですが、この因果は「前なる原因により後なる結果が生じる」というごく普通の意味で、ぼくらは日常的にも、自然科学や..
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宿業ということ
(4)宿業ということ
われらは、自分の考えで、こうしよう、ああしようと思って生きているように見えますが、実はそれらの行いは、その背後に、これまでなしになしてきたこと、さらには「世々生々の父母兄..
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悪人とは誰のことか
(3)悪人とは誰のことか
親鸞は「悪人〈にもかかわらず〉往生できる」と言っているのではありません、「悪人〈だから〉往生できる」と言っているのです。
この一見きわめて非常識で破天荒な言い分を..
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善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや
(2)善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや
『歎異抄』のなかでもっとも有名なことば、「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」の登場です。これは世の常識的なことば、「悪人なを往生す、いか..
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第3章本文
第4回 悪人正機(第3章)
(1)第3章本文
善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや。しかるを世のひとつねにいはく、悪人なを往生す、いかにいはんや善人をやと。この..
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面々の御はからひ
(12)面々の御はからひ
南無阿弥陀仏というインドの不思議なことばが中国に伝わり、さらに朝鮮、日本へと伝えられ、2千年にわたって無数の人々に称えられてきたという事実、ここにはじつに重い意味があ..
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念仏の歴史
(11)念仏の歴史
第1段で「親鸞にをきては、ただ念仏して弥陀にたすけられまひらすべしと、よきひとのおほせをかぶりて、信ずるほかに別の子細なきなり」と述べ、第2段で「たとひ法然上人にすかされま..
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第2章第3段
(10)第2章第3段
弥陀の本願まことにおはしまさば、釈尊の説教、虚言なるべからず。仏説まことにおはしまさば、善導の御釈(おんしゃく)、虚言したまふべからず。善導の御釈まことならば、法然のおほ..
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地獄は一定すみかぞかし
(9)地獄は一定すみかぞかし
親鸞はその理由をこう言います、「そのゆゑは、自余の行をはげみて仏になるべかりける身が、念仏をまうして地獄にもおちてさふらはばこそ、すかされたてまつりてといふ後悔も..
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「これから」と「もうすでに」
(8)「これから」と「もうすでに」
「いま」というのはつくづくおもしろいことばです。「いま食事中です」とは文字通り「ただいま」食事をしていますということですが、「早く来るように」と言われて、「..
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時間の謎
(7)時間の謎
「これから」のことはどこまでも疑いがつきまとうと言いましたが、反対に天地がひっくり返っても確かなのは「もうすでに」のことです。むしろこう言うべきかもしれません、どこまでも疑いが..
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存知せざるなり
(6)存知せざるなり
「親鸞にをきては、ただ念仏して弥陀にたすけられまひらすべしと、よきひとのおほせをかぶりて、信ずるほかに別の子細なきなり」にすぐ続いて、実に驚くべきことばがきます、「念仏は..
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