記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,741件
第9章の前段
第9回 死なんずるやらん(第9章、第10章)
(1)第9章の前段
2段に分けて読みます。まず前段から。
念仏まうしさふらへども、踊躍歓喜(ゆやくかんぎ)のこころ、..
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南無阿弥陀仏の歴史
(13)南無阿弥陀仏の歴史
しかし念仏は行ずる(能行)のではなく行ぜられる(所行)というのはどういうことでしょう。南無阿弥陀仏の歴史を思い浮かべてみましょう。十劫のむかしに本願が成就して、ここ..
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即是其行
(12)即是其行(そくぜごぎょう)
少し前のところで『教行信証』の核心は「帰命は本願招喚の勅命なり」という一文にあると言いましたが、このことばは親鸞が善導の有名な六字釈(南無阿弥陀仏の六字の注..
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欲生我国と願生彼国
(11)欲生我国と願生彼国
第十八願は「十方の衆生、心をいたし信楽して(至心信楽)わがくににむまれんとおもふて(欲生我国)、乃至十念せん。もしむまれずば正覚をとらじ」で、これは言うまでもなく法..
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行にあらず
(10)行にあらず
念仏とは名号を口に称えることとしますと、それは、どう言い逃れしようとも、所詮われらが「行う」ことですから、「行にあらず」が咽喉を通ってくれません。そこでひとまず「名号を口に..
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第8章本文
(9)第8章本文
念仏は行者のために非行・非善なり。わがはからひにて行ずるにあらざれば、非行といふ。わがはからひにてつくる善にもあらざれば、非善といふ。ひとへに他力にして、自力をはなれたるゆゑ..
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お恥ずかしい
(8)お恥ずかしい
「よろづのこと、みなもてそらごと、たわごと」ということに目覚めるとどうなるか。何をやっても、何を言っても、所詮そらごと、たわごとだとすれば、もう真面目に生きることはないじゃ..
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そらごと、たわごと
(7)そらごと、たわごと
あるときカルチャーセンターの受講生の方からこんな疑問がだされました、「よろづのこと、みなもてそらごと、たわごとだとしますと、あなたがここで話されていることもそらごと、..
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よしあしといふこと
(6)よしあしといふこと
さて、「天神・地祇も敬伏し、魔界・外道も障碍することなし」の後、「罪悪も業報を感ずることあたはず、諸善もをよぶことなき」と続きます。これは第1章に「本願を信ぜんには、..
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宿業とは一切衆生の罪業の歴史
(5)宿業とは一切衆生の罪業の歴史
光太郎が「歴史のなかで育まれてきた」と感じ、その歴史と一体となっている自分を感じたとき、その歴史とは「聖なる歴史」でしょう。それは「天皇の歴史」、万世一系の..
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順境と逆境
(4)順境と逆境
ものごとが思うようにいくのを順境と言い、反対に思うようにいかないのを逆境と言います。そして順境にあるのが幸せで、逆境にあるのが不幸せであると思うものです。それで言いますと、「..
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現世利益のための念仏?
(3)現世利益のための念仏?
ここで「事前と事後」の補助線を入れる必要があります。念仏は、この世の幸せを得ようとして、「そのために」(事前に)するものでないことは言うまでもありません。がしかし..
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