記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,741件
みなもてそらごと、たわごと
(13)みなもてそらごと、たわごと
無我とは「われを捨てよ」という教えではありません。そもそも、われを捨てるなどということはどういうことか理解できません。われを捨てよと言われる以上、われを捨て..
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はからい
(12)はからい
前に引きあいに出しました後序のことばをもう一度参照したいと思います。「まことに如来の御恩といふことをばさたなくして、われもひとも、よしあしといふことをのみまうしあへり。聖人の..
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無義をもて義とす
(11)無義をもて義とす
「無義をもて義とす」の無義とは「義なし」ですから、「義なきを義とす」ということになりますが、親鸞はこれを法然のことばとして、しばしば手紙のなかで紹介しています。たとえ..
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第10章本文
(10)第10章本文
念仏には、無義をもて義とす。不可称・不可説・不可思議のゆゑにと、おほせさふらひき。
そもそもかの御在生のむかし、おなじこころざしにして、あゆみを遼遠の洛陽にはげまし、..
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自分より大事なもの
(9)自分より大事なもの
ぼくらは何より自分が大事だと思います。自分があるからこそ、他のすべてのものが意味を持ってくるのだと。自分がなくなれば、すべてが無になる。死の恐怖はここに淵源します。さ..
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自分あってのものだね
(8)自分あってのものだね
弱みを隠そうとするのがどんなに苦しくても、弱みを知られてしまうことに比べればまだしもと思う。それは、警察の手から逃げ回るのがどんなに大変でも、逮捕されてしまうのに比..
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弱みをさらけ出す
(7)弱みをさらけ出す
ぼくらはどうしても人に弱みを見せたくなくて、格好をつけてしまいます。ちっぽけな自分を守ろうとするのです。ところが親鸞という人は、己れの弱みを隠そうとせず、そのままさらけ..
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死なんずるやらんとこころぼそく
(6)死なんずるやらんとこころぼそく
唯円の二つ目の不審、念仏していても「いそぎ浄土へまいりたきこころのさふらはぬ」のはどういうことでしょう、という問いに答えています。「いそぎ浄土へまいりたき..
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第9章の後段
(5)第9章の後段
第9章の後段です。
また浄土へいそぎまゐりたきこころのなくて、いささか所労(しょろう)のこともあれば、死なんずるやらんとこころぼそくおぼゆることも、煩悩の所為(しょ..
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いよいよ往生は一定
(4)いよいよ往生は一定
親鸞は「よくよく案じみれば、天にをどり、地にをどるほどに、よろこぶべきことをよろこばぬにて、いよいよ往生は一定とおもひたまふべきなり」と言います。ここにも人の意表を突..
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踊躍歓喜のこころ
(3)踊躍歓喜のこころ
この章を読むたびに、「親鸞もこの不審ありつるに、唯円房おなじこころにてありけり」ということばを聞いたときの唯円のこころの内を思い浮かべます。普通なら、そんなことでどうす..
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親鸞もこの不審ありつるに
(2)親鸞もこの不審ありつるに
これまでは親鸞の一方的な語りでしたが、この章は対話形式になっていますので一段と味わい深いのではないでしょうか。そしてここにはじめて著者・唯円が名乗りを上げていま..
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