記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,831件
八十億劫の生死の罪を除き
(14)八十億劫の生死の罪を除き
「われへの囚われ」こそわれら人間の根源的な罪(キリスト教で言うところの原罪)ですが、何度も述べてきましたように、われらはそれに気づくことができるだけで、それを..
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われへの囚われ
(13)われへの囚われ
「安心」ということばは、普通「あんしん」と読みますが、仏教語としては「あんじん」です。『広辞苑』ではこの二つが別の項目とされ、「あんしん」については「心を安んずること、..
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地想観
(12)地想観
次は地想観です。
この想成ずる時、一々にこれを観じて、きはめて了々ならしめよ。閉目開目に散失せしめざれ。ただ睡時を除きて、つねにこの事を憶へ。かくのごとく想ふものを、な..
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苦・空・無常・無我の声
(11)苦・空・無常・無我の声
さてこの水想観のなかに、思いがけないことばが出てきます、「八種の清風、光明より出でてこの楽器を鼓つに、苦・空・無常・無我の音を演説す」と。日想観にせよ、水想観に..
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澄清なる水、映徹せる氷
(10)澄清なる水、映徹せる氷
さてしかし、澄清なる水のような心を想い浮べようとしたとき、そうしようとすればするほど濁りに濁ったわが心が浮び上がるのではないでしょうか。どれほど映徹せる氷のよう..
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水想観
(9)水想観
次は水想観です。
次に水想をなせ。水の澄清(ちょうしょう)なるを見て、また明了にして分散(ふんさん)の意(こころ)なからしめよ。すでに水を見をはりなば、まさに氷想を起すべ..
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いのちの故郷
(8)いのちの故郷
それを忘れますと、西方極楽浄土について誤った見方をもたらすことになります。浄土を実体化し、「これより西方、十万億の仏土を過ぎて」という経文を文字通りに受けとる誤りです。こち..
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日想観
(7)日想観
以上が序分で、これから正宗分がはじまります。釈迦が「アミタのいのち」を「観る」方法を十六に分けて順々に語っていきます。
仏、韋提希に告げたまはく、「なんぢおよび衆生、まさ..
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仏力をもつてのゆゑに
(6)仏力をもつてのゆゑに
ここでもう一度「アミタのいのち」を「観る」ことについて考えておかなければなりません。そもそも「ミタのいのち」が「アミタのいのち」を「観る」ことは不可能であるというこ..
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あきらかに聴け、あきらかに聴け
(5)あきらかに聴け、あきらかに聴け
「まさに三福を修すべし」と述べた後、釈迦は次のように説きます。
仏、阿難および韋提希に告げたまはく、「あきらかに聴け、あきらかに聴け、よくこれを思..
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まさに三福を修すべし
(4)まさに三福を修すべし
先に、釈迦は韋提希に「なんぢいま、知れりやいなや。阿弥陀仏、此を去ること遠からじ」と言っていましたが、ここでも「なんぢいま、知れりやいなや」と繰り返されていることに..
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「アミタのいのち」を「観る」
(3)「アミタのいのち」を「観る」
「アミタのいのち」を「観る」というのは、どうしてそんなことが可能かということは別にして、それがどういうことなのかは分かりやすいと思いますが、それに対して「ア..
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