記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,830件
マッカリ・ゴーサーラ
(8)マッカリ・ゴーサーラ
二人目の大臣が登場します。
またひとりの臣あり、名づけて蔵徳(ぞうとく)といふ。また王の所に往きて、この言をなさく、〈大王、なんがゆゑぞ面貌憔悴(めんみょうしょ..
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世に五人あり、地獄をまぬかれず
(7)世に五人あり、地獄をまぬかれず
これから六人の大臣が次々とやって来て悩める阿闍世王を慰め、それぞれが六人の思想家を紹介します。それは六師外道とよばれる自由思想家たちで、釈迦の頃、マガダ国を..
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プーラナ・カッチャーヤナ
(6)プーラナ・カッチャーヤナ
一人目の大臣が登場します。
時に大臣あり、名つけて月称(がっしょう)といふ。王の所に往至して、一面にありて立ちて(傍らに立って)まうしてまうさく、〈大王なん..
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二種類の後悔
(5)二種類の後悔
後悔とは、自分のしたことをふり返って、「あのとき、あんなことをしなければよかった」、あるいは「もっと違うようにすればよかった」と悔やむことですが、その「しなければ(しておけば..
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おのれが心に悔熱を生ず
(4)おのれが心に悔熱を生ず
いよいよドラマの幕が開きます。
またのたまはく、「その時に、王舎大城に阿闍世王あり。その性、弊悪(へいあく)にしてよく殺戮(せつろく)を行ず。口の四悪(妄語、..
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なぜこれほど長く
(3)なぜこれほど長く
このように見ることで、ここで『涅槃経』から阿闍世救済の説話が引用されている理由が了解できますが、しかしそれにしてもこの長さはどうでしょう。ここまで長く引く意味はあるのでし..
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ただ五逆と誹謗正法を除く
(2)ただ五逆と誹謗正法を除く
この序説部分では釈迦が迦葉に治しがたい病が三つあると語ります。それが謗法(ほうぼう)と五逆と一闡提(いっせんだい)で、謗法は仏法を謗ること、五逆は殺父・殺母・殺阿..
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難治の機
第8回 六師外道
(1) 難治の機
これから『涅槃経』から長い引用がはじまります。阿闍世の救いを廻る説話ですが、まず「難治の三機」について語られます。
それ仏、難治の機(治しがたい病)..
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恥ずべし傷むべし
(12)恥づべし傷むべし
真仏弟子釈の終わりにあたり、思いがけない親鸞の悲歎述懐がきます。
まことに知んぬ、悲しきかな愚禿鸞、愛欲の広海に沈没し、名利の大山に迷惑して、定聚(じょうじゅ、正..
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自力は自力のままで他力
(11)自力は自力のままで他力
法然は「真vs.偽」というスタンスであるのに対して、親鸞は「真vs.仮」というスタンスを取ります(偽を否定するわけではありませんが、後景に退きます)。「真vs.偽..
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真に対する仮と偽
(10)真に対する仮と偽
これまで真の仏弟子についてさまざまな角度から語られてきましたが、今度は仮の仏弟子と偽の仏弟子について述べられます。
仮といふは、すなはちこれ聖道の諸機、浄土の定散..
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浄土門の優位性
(9)浄土門の優位性
仏教の真理は「無我」とか「縁起」ということばで言い表されますが、それを平たく日常のことばに置き換えますと、「われらは大いなる力により生かされている」となります。われらは「わ..
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