記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,830件
たまたま
(15)たまたま
有限なる「わたしのいのち」が無尽につながりあっている、そのつながりの総体が無限なる「ほとけのいのち」であるということです。ここからさまざまなことが言えますが、第一に「わたしのい..
タグ: 親鸞を読む
有限と無限
(14)有限と無限
清沢満之という人は「わたしのいのち」と「ほとけのいのち」の関係を「有限なるもの」と「無限なるもの」との有機的関係として、示唆に富む考察をしていますので参照しておきましょう。
..
タグ: 親鸞を読む
中動態
(13)中動態
われらは「能動―受動」の文法に基づいて世界を見ていますから、世界そのものが「する」か「される」かのどちらかで出来上がっていると思っているのですが、あにはからんや、「する」でもあり..
タグ: 親鸞を読む
「生かされている」
(12)「生かされている」
「ありがたい」に関連して見ておかなければならないこととして、「わたし」は無数のつながりによって「生かされている」ということがあります。「わたし」が無数のつながりをつく..
タグ: 親鸞を読む
「ありがたい」
(11)「ありがたい」
まずは「ありがたい」ということばについて。われわれ日本人は感謝の意をあらわすのに「ありがとう」ということばを日常的につかっていますが、これは他国語とくらべて異彩を放ってい..
タグ: 親鸞を読む
この世に生まれてきた意味
(10)この世に生まれてきた意味
「わたし」が生きることの主宰者であるという立場で「生きる意味は何か」という問いについて考えてきました。そして得られた結論は、この問いには無理があるということでし..
タグ: 親鸞を読む
「なぜ生きる」
(9)「なぜ生きる」
次に「生きることにどんな理由があるのか」という問いについて考えてみましょう。先の問いは「何のために生きるか」を問うのに対して、この問いは「なぜ生きるか」と問います。この問い..
タグ: 親鸞を読む
「何のために生きる」
(8)「何のために生きる」
「わたし」は仮説されたものにすぎないのか、それとも「わたし」は主宰者として生きることを取り仕切っているのかによって、「生きる意味」の受けとめ方が大きく異なってきます。..
タグ: 親鸞を読む
主宰者としての「わたし」
(7)主宰者としての「わたし」
これまでの議論の流れをふり返っておきましょう。スタートは「生まれる意味」と「生きる意味」とは異なるのではないかという疑問でした。「生まれる」ことには自分の意思が入..
タグ: 親鸞を読む
空虚な点としての「わたし」
(6)空虚な点としての「わたし」
「わたし」ということばについて考えてみましょう。このことばは一人称単数をあらわす代名詞で、話者をさします。いま語っている人が「わたし」であり、それが誰であっても..
タグ: 親鸞を読む
これあるによりてかれあり
(5)これあるによりてかれあり
われらは「わたし」を前提としてわれらの生活を組み立てていることはもう疑いようがありません。この前提を否定した瞬間に、あらゆることがひっくり返ってしまいます。しかし..
タグ: 親鸞を読む
「わたしには子がある」
(4)「わたしには子がある」
「われ思う、ゆえにわれあり」とは、何かを思うとき、そこにはおのずから「わたし」が控えているということであり、まず「わたし」なる主体がいて、その「わたし」がすべての起..
タグ: 親鸞を読む