記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,830件
阿弥陀仏とは
(2)阿弥陀仏とは
「南無阿弥陀仏」は「無量のいのち」であり、「無量のひかり」である「阿弥陀仏」に敬礼しますという意味であることが分かりました。ここで「帰命無量寿如来」とありますのは、「南無」を..
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偈文1
第2回 はじめに願いありき
(1) 偈文1
冒頭の二句、「帰敬偈」です。
帰命無量寿如来 南無不可思議光
無量寿如来に帰命し、不可思議光に南無したてまつる。
「帰命無量寿如来」..
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「正信偈」の構成
(9)「正信偈」の構成
かくして本願名号の恩を知り、賜った功徳に報ずるために「正信偈」をつくるとして、親鸞はこう述べます、「しかれば大聖の真言に帰し、大祖の解釈を閲して、仏恩の深遠なるを信知して..
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われ一心に尽十方無礙光如来に帰命し
(8)われ一心に尽十方無礙光如来に帰命し
親鸞は天親『浄土論』の「願生偈」をモデルとして「正信偈」を作ろうとしたのに違いありません。だからこそその注釈書である『論註』を披き、そこからこの文を引い..
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報仏・報土とは
(7)報仏・報土とは
そして最後に、そんなわれらを摂取してくださる仏は報仏であり、そして浄土は報土であるとされますが、報仏・報土といいますのは本願が報いられて生まれた仏・仏土ということで、化仏・..
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罪悪深重・煩悩熾盛の凡夫
(6)罪悪深重・煩悩熾盛の凡夫
以上、真実の行信について見てきましたが、それに対して方便の行信があると言われます。それが何であるかはまったくふれられていませんが(これは『教行信証』の最後の巻「化..
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賜りたる信心
(5)賜りたる信心
「行」が与えられるとは、本願とその名号が如来からわれらに届けられるということでしたが、では「信」が与えられるとはどういうことでしょう。
本願名号がわれらに送り届けられていて..
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心を至し信楽して
(4)心を至し信楽して
では「至心信楽の願」をどう読むべきでしょうか。まず、この願を含む四十八願がどのような状況において誓われているかを見なければなりません。『大経』によりますと、法蔵菩薩が世自..
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行も信も
(3)行も信も
これで見ますと、諸仏が弥陀の名号を称えるのは、弥陀の本願とそれにもとづく浄土の素晴らしいありようを十方世界のあらゆる衆生に知らしめるためであることがよく分かります。弥陀の本願とは..
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行信ということば
(2)行信ということば
「正信偈」には序文がついていますので、それを読んでおきましょう。前後二段に分け、まず前段から。
おほよそ誓願について真実の行信あり、また方便の行信あり。その真..
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はじめに
第1回 正信偈とは
(1) はじめに
これから「『正信偈』ふたたび」と題してお話してまいりたいと思いますが、「ふたたび」と銘打ちましたものの、正確に言いますと「みたび」となります。で、思いま..
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煩悩のこころが明るい
(10)煩悩のこころが明るい
さてここで考えておかなければならないのは、あるとき、永遠の「いま」が開いたとしても、そのまま永遠の世界に入ってしまうことはできないということです。われらはそれまでと..
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