記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,829件
本文1
(2)本文1
巻頭に「必至滅度の願」、「難思議往生」とありますが、これは「行巻」の巻頭に「諸仏称名の願」、「浄土真実の行、選択本願の行」とあり、「信巻」の巻頭には「至心信楽の願」、「正定聚の機」..
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はじめに
第1回 即の時に大乗正定聚の数に入る
(1) はじめに
皆さん、こんにちは。これから「証巻」を読みたいと思います。『教行信証』の第四の巻です。
『教行信証』は六巻仕立てで、第一が「教巻」、..
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名号のリレー
(10)名号のリレー
さて次に釈迦と「弘経の大士・宗師等」のことです。われらが救われたのは弥陀の本願の力ですが、しかしそれは釈迦が本願の教えを説いてくださったからであるように、われらは釈迦の教え..
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永遠なる「ねがい」が名号の「こえ」として
(9)永遠なる「ねがい」が名号の「こえ」として
阿弥陀仏とは「アミターバ(無量のひかり)」であり、「アミターユス(無量のいのち)」です。さてしかし「無量のひかり」や「無量のいのち」という「体」が..
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弘経の大士・宗師等
(8)弘経の大士・宗師等
七高僧を讃える偈文が終わり、最後の締めの部分です。
弘経大士宗師等 拯済無辺極濁悪
道俗時衆共同心 唯可信斯高僧説
弘経の大士・宗師等、無辺の極濁悪を拯済(じ..
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疑情をもつて所止とす
(7)疑情をもつて所止とす
ここまで「すみやかに寂静無為の楽に入ることは、かならず信心をもつて能入とす」ということを見てきましたが、翻って「生死輪転の家に還来ることは、決するに疑情をもつて所止と..
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名号と信心
(6)名号と信心
行と信はひとつであるということについて、もう少し考えておきましょう。すぐ前のところで称名(専修念仏)を選ぶのはわれらではなく、如来であると述べましたが(4)、それは行と信はひと..
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信心をもつて能入とす
(5)信心をもつて能入とす
源空讃、後半の4句です。
還来生死輪転家 決以疑情為所止
速入寂静無為楽 必以信心為能入
生死輪転(生死輪廻を繰り返すこと)の家に還来(かえ)ることは、決す..
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仏の本願によるがゆゑなり
(4)仏の本願によるがゆゑなり
三選の文の最後に「名を称すれば、かならず生ずることを得。仏の本願によるがゆゑなり」とありますが、この「仏の本願によるがゆゑなり」という結句の元となっているのが先に..
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選択本願悪世にひろむ
(3)選択本願悪世にひろむ
第3句で「真宗の教証を片州に興す」と言われたことが、第4句では「選択本願悪世にひろむ」とことばを替えて言われます。法然浄土教の特徴をあらわす語を一つ上げよと言われたら..
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善悪の凡夫人を憐愍(れんみん)せしむ
(2)善悪の凡夫人を憐愍(れんみん)せしむ
第2句「善悪の凡夫人を憐愍せしむ」とは、その文字上では「法然聖人は善人も悪人も分け隔てなく哀れんでくださる」ということですが、道綽・善導の流れを汲む法..
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真宗の教証を片州に興す
第12回 かならず信心をもつて能入とす
(1) 真宗の教証を片州に興す
いよいよ七高僧の最後、源空讃です。まずは前半の4句。
本師源空明仏教 憐愍善悪凡夫人
真宗教証興片州 選択本願..
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