記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,829件
本文2
(4)本文2
『論註』の二つ目の文です。
荘厳(しょうごん)主(しゅ)功徳(くどく)成就(じょうじゅ)(国土荘厳十七種のなかの第十二荘厳)とは、偈に〈正覚阿弥陀 法王善住持(じゅうじ)(正..
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すなはち往生を得
(3)すなはち往生を得
願生の心とは、不思議な声が聞こえることでわれらに起るものであることを見てきました。名号(南無阿弥陀仏)とはその声に他なりません。名号といいますとわれらが称えるものと思って..
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願生と往生
(2)願生と往生
どうして親鸞はこの読みをしたのかといいますと、普通の読みですと、「剋念して生ぜんと願ずれば」と「往生を得て」の間に「また」が入りますが、それを避けたのではないかと思われます。十..
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本文1
第2回 煩悩を断ぜずして涅槃分を得
(1) 本文1
経典からの引用の後、曇鸞『論註』から五つの文が引用されます。もちろん、証としての現生正定聚のありようを明らかにするためです。まずは一つ目の..
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想起
(11)想起
ルソーの場合、自然状態はわれらがそこから離脱することにより人間になったのですから、人間が人間である限り、そこに戻ることはできません。そこに戻ろう(自然に帰ろう)というプログラムは根..
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自然虚無(じねんこむ)の身、無極(むごく)の体
(10)自然虚無(じねんこむ)の身、無極(むごく)の体
次に、『大経』から「それ衆生ありて、かの国に生るれば、みなことごとく正定の聚に住す。云々」という第十一願の成就文だけでなく、「かの仏国土は..
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鏡
(9)鏡
正定聚としての生についてあらためて考えておきましょう。正定聚は「わたしのいのち」を生きながら、同時に「ほとけのいのち」に気づいています。
突然ですが、「わたしのいのち」と「ほとけのい..
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難思議往生
(8)難思議往生
さて、第十一願に「国のうちの」人天、あるいは「国のうちの」有情とあるのに引っかかる人がいるかもしれません。現生に信心を得て正定聚になるとすると、まだ浄土には往生していないのでは..
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本文2
(7)本文2
経典からの引用です。
必至滅度の願文、『大経』にのたまはく、「たとひわれ仏を得たらんに、国のうちの人天、定聚に住し、かならず滅度に至らずは、正覚を取らじ」と。以上
『無量寿..
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しるし
(6)しるし
転輪王の子が「われいままたこの相(転輪王の相)あり」と気づいて「またまさにこの豪富尊貴を得べし」と思うように、本願に遇うことができたものは、自分にはある特別な相があることに気づき、..
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かならず仏となるべき身となる
(5)かならず仏となるべき身となる
第十一願の本質は「来生の滅度」にではなく「今生の正定聚」にあることを見てきましたが、では正定聚とはどういうことでしょう。それは先の「即の時に大乗正定聚の数に入..
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本願を信じ念仏を申さば仏になる
(3)本願を信じ念仏を申さば仏に成る
この文の冒頭で「真実の証」とは無上涅槃すなわち仏の悟りに他ならないと宣言されます。『歎異抄』第12章のことばを借りますと、「本願を信じ念仏を申さば仏に成る」..
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