記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,746件
不如実修行とは
(11)不如実修行とは
つづく5首は一連のものですので、一気に読みましょう。
「不如実修行(ふにょじつしゅぎょう)といへること 鸞師釈してのたまはく 一者信心あつからず 若存若亡(にゃ..
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志願をみてたまふ
(10)志願をみてたまふ
病気になりませんよう、とか、長生きできますよう、などの願いは「わたしのいのち」の願いとして切実なものです。わたしにはそんな願いはありません、と言い切れる人はいるでしょ..
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「ひかり」と「こえ」と
(9)「ひかり」と「こえ」と
次の和讃です。
「無碍光如来の名号と かの光明智相とは 無明長夜(むみょうじょうや)の闇を破し 衆生の志願をみてたまふ」(第47首)。
「無碍光仏の名..
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一二もかはることぞなき
(8)一二もかはることぞなき
「本則三三の品」とありますのは、「もとはすなわち三三の品」ということで、『観経』に衆生を上品上生から下品下生までの9種類に分けて往生浄土のありようを説いているのを..
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無生の生
(7)無生の生
次の和讃です。
「如来清浄本願の 無生の生なりければ 本則三三の品(ほん)なれど 一二もかはることぞなき」(第46首)。
「弥陀の浄土に生まれるは、無生の生であるか..
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そのまま
(6)そのまま
これまで、どこからかやってくる「南無阿弥陀仏」をぼく流にさまざまに言い換えてきました、たとえば「そのまま生きていていい」とか「帰っておいで」とか。この呼びかけが喜ばしい福音であ..
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無上宝珠の名号
(5)無上法珠の名号
「いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころ」が病であることを内から(みずから)覚ることはできないということです。「ぼくは嘘つきです」と人前で言う人は、こんなことを正直に言え..
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対症療法
(4)対症療法
「治せんがため」ということばに注目しましょう。「いかり、はらだち、そねみ、ねたむこころ」は治療しなければならない病であるということです。この病はしかし「死に至る病」で、「臨終の..
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衆生虚誑の身口意
(3)衆生虚誑の身口意
次の和讃です。
「諸仏三業荘厳して 畢竟平等なることは 衆生虚誑(こおう)の身口意を 治せんがためとのべたまふ」(第44首)。
「諸仏の業は清らかで、畢竟平..
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畢竟成仏の道路にて
(2)畢竟成仏の道路にて
曇鸞が往生浄土は成仏の「道路」であり「方便」であると言っていることに親鸞は敏感に反応したであろうと思われます。このことばから、成仏への方便としての往生という道路はすで..
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安楽仏国に生ずるは
第5回 曇鸞讃(その3)
(1)安楽仏国に生ずるは
次の和讃です。
「安楽仏国に生ずるは 畢竟(ひっきょう)成仏の道路にて 無上の方便なりければ 諸仏浄..
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一にあらず異にあらず
(23)一にあらず異にあらず
ここで思いを潜めたいのは、川すなわち「わたしのいのち」と、海すなわち「ほとけのいのち」の関係です。両者はもちろん「一にあらず」ですが、しかし同時に「異にあらず」と..
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