記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,836件
希望の灯
(20)希望の灯
いま希望の灯ということばをつかいましたが、このことばは道綽から善導、そして法然へとつながる浄土教の本質をよくあらわしているように思われます。
希望のひかりは「向こうから」..
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ひとしく真宗に悟入せり
(19)ひとしく真宗に悟入せり
次の二首を一度に読みます。
「源空勢至と示現し あるいは弥陀と顕現す 上皇・群臣尊敬(そんきょう)し 京夷(きょうい、都もいなかも)庶民欽仰(きんごう、..
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悲しみと、そして喜びと
(18)悲しみと、そして喜びと
まず悲しみの面から。すぐ前のところで、病院で順番が飛ばされてしまった時、自分でもあきれるほど腹が立ったと言いました。そんな自分にあきれるというのは、些細なことに..
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「その心すでにつねに浄土に居す」生活とは
(17)「その心すでにつねに浄土に居す」生活とは
「臨終往生」では時間がその前と後とでくっきり切れるのが臨終のときですが(善導はそれを「前念命終、後念即生」と言います)、それに対して「即得往生..
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真実と方便
(16)真実と方便
親鸞が『大経』の本質は「即得往生」にあると見たことは、彼が関東の弟子に宛てて書いた手紙文のなかにこの上なく率直に語られています。「真実信心の行人は、摂取不捨のゆへに正定聚の..
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『大経』と『観経』
(15)『大経』と『観経』
こうして浄土教と言えば『観経』の浄土教であるということになってきたのですが、道綽以前に目を転じますと、龍樹はもちろん、天親も曇鸞も『大経』中心主義と言えます。天親の..
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道綽から善導、そして法然へ
(14)道綽から善導、そして法然へ
次の和讃です。
「本師源空の本地をば 世俗のひとびとあひつたへ 綽和尚(しゃくかしょう)と称せしめ あるいは善導としめしけり」(第105首)。
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念仏者としてのしるし
(13)念仏者としてのしるし
貴族たちが僧侶に授戒を求めるのは病気平癒などのためでしょうが、法然がそれについてどう考えていたかは次のことばに明らかです。「受くべからん病は、いかなるもろもろの仏..
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禅定博陸
(12)禅定博陸
次の和讃です。
「源空存在せしときに 金色の光明はなたしむ 禅定(出家の意)博陸(はくりく、関白のこと)まのあたり 拝見せしめたまひけり」(第104首)。
「源空..
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現世のすぐべき様
(11)現世のすぐべき様
法然は念仏を申すことが肝心であって、念仏を申すことができれば「現世のすぐべき様(この世の生き方)」はどんなものであってもかまわないと教えます。このことばは示唆するとこ..
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大原談義
(10)大原談義
次の和讃です。
「源空智行の至徳には 聖道諸宗の師主も みなもろともに帰せしめて 一心金剛の戒師とす」(第103首)。
「源空智行にすぐれしに、聖道諸師はみなとも..
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源空という人
(9)源空という人
次の和讃です。
「源空三五のよはひにて 無常のことわりさとりつつ 厭離(おんり)の素懐(そかい)をあらはして 菩提のみちにぞいらしめし」(第102首)。
「源空..
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