記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,833件
アミターバ
(2)アミターバ
『無量寿経』に説かれる法蔵菩薩の物語のつづきをみますと(正信偈ではふれられませんが)、法蔵は四十八願を立てたあと「不可思議の兆載の永劫において」菩薩行を積み重ね、他に類をみな..
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偈文3
第3回 ひかりの仏
(1)偈文3
普放無量無辺光(ふほうむりょうむへんこう) 普(あまね)く、無量・無辺光
無碍無対光炎王(むげむたいこうえんのう..
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十七願と十八願
(9)十七願と十八願
「名声が十方世界に聞こえるように」と「重ねて」誓ったということは、四十八願のなかですでにそれが誓われているということですが、それはどこでしょうか。先ほど本願の核心は第十八..
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名号ということ
(8)名号ということ
フィクションとしてしか語ることのできない真実があるという話をしてきました。ぼくらの元からの願い(生まれる前からの願い)がそれで、それを語ろうとすると、法蔵菩薩が五劫思惟の..
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フィクション
(7)フィクション
戦火のなかで周りの人たちが殺されていく惨い現実と、頭の中に創作された平和な世界。普通は前者が真実で後者は虚偽(嘘)とされますが、むしろフィクションの世界にこそ真実があると言..
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物語のことば
(6)物語のことば
「むかし法蔵菩薩が云々」というときの「むかし」は、歴史の上での「むかし」ではなく、歴史そのものよりも「むかし」です。どんな「むかし」よりもっと「むかし」。
そのことを親..
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本願ということ
(5)本願ということ
現実の世界は「生きんかな」という声で占領されています。そもそもぼくらが現実の世界について何かを言うためのことば(論理)そのものが「生きんかな」という自力の原理で成り立って..
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他力ということ
(4)他力ということ
中日文化センターの講座で、現実の世界は自力にどっぷり浸かっているという話をしましたら、ある方からこんな反論がありました、「何か他力ということを特別なことのように言われま..
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論理のことば
(3)論理のことば
ここでもういちど親鸞のあの謎のようなことば、「弥陀仏は自然(じねん)のやう(様)をしらせんれう(料)なり」(『末燈鈔』第5通)を思い起こしたい。親鸞はこのことばで、大事な..
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本願の建立
(2)本願の建立
第1回の話をひと言でまとめますと、「南無阿弥陀仏」とは「おかえり(帰っておいで)」という声に他ならず、この声が届くことが救いであるということ、そして阿弥陀仏というのは、こ..
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偈文2
第2回 本願と名号
(1)偈文2
帰敬偈2句のあと本題に入り、まずは『無量寿経』をもとに本願と名号がどのようにして生まれてきたかが詠われます。それが次の8句です..
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ひとへに親鸞一人がため
(11)ひとへに親鸞一人がため
「南無阿弥陀仏」は主観的であってはじめて意味をもつのですが、しかしそれは「南無阿弥陀仏」が普遍的であることを否定するわけでは決してありません。「弥陀の五劫思惟..
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