記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,833件
煩悩があるからこそ往生できる
(7)煩悩があるからこそ往生できる
唯円が「信心をえましたら歓喜踊躍のこころがおこるはずですのに、一向に喜べないのはどうしたことでしょうか。また往生が定まりましたら、いそいで浄土へまいりたい..
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雲霧の下あきらかにして
(6)雲霧の下あきらかにして
禅宗などで「悟りをひらく」と言うときは、雲一片もない青空のような境地がイメージされるのでしょうが、浄土教で「摂取の心光にてらされる」と言うときは、分厚い雲に覆われ..
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貪愛瞋憎の雲霧
(5)貪愛瞋憎の雲霧
「摂取心光常照護(せっしゅしんこうじょうしょうご)」のあと「已能雖破無明闇(いのうすいはむみょうあん)、貪愛瞋憎之雲霧(とんないしんぞうしうんむ)、常覆真実信心天(じょう..
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無知の知
(4)無知の知
誰かが「わたしは何も知らない」と言うとしましょう。その人は何も知らないと言いながら、何も知らないということだけは知っていると主張しています。ここにはどうしようもない背理がありま..
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無明の闇
(3)無明の闇
「無明のやみはれ、生死のながきよすでにあかつきになりぬ」というなかに「無明のやみ」とあり、「生死のながきよ」とありますが、これは「弥陀の心光」が射し込むことによりはじめて明らか..
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ひかりと闇
(2)ひかりと闇
まず第一句、「摂取心光常照護(せっしゅしんこうじょうしょうご)」です。阿弥陀仏がひかりの仏であることはすでに第3回においてくわしく見てきましたが、親鸞は『尊号真像銘文』でこれ..
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偈文7
第7回 摂取の心光
(1)偈文7
摂取心光常照護(せっしゅしんこうじょうしょうご) 摂取の心光、常に照護したもう。
已能雖破無明闇(いのうすいはむみょうあん..
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法蔵の夢
(8)法蔵の夢
「衆水、海に入りて一味なるがごとし」と言っても、それはただこころの中だけのことで、現実は敵だ味方だと憎しみあっているのではないか、と言われるでしょう。涅槃というのはこころの中..
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一味なるがごとし
(7)一味なるがごとし
群生海がそのままで本願海であること、煩悩の海がそのままで涅槃の海であることを見
てきました。それに次いで親鸞はこう言います、「凡聖・逆謗、斉しく廻入すれば、衆水、海に..
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苦しみの正体
(6)苦しみの正体
「これは煩悩だ」と感じるとは、「あゝ、これは“生きんかな”の衝動だ」と気づくということです。
そんなふうに感じることなく、そんな衝動に気づくことがなければ、どうってこ..
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あっ、これは煩悩だ
(5)あっ、これは煩悩だ
人から理不尽な扱いをされて、怒りがこみ上げるという場面を想像してみましょう。そのとき「あっ、これは煩悩だ」と感じるかどうか。もし感じなければ、ただ怒りがこみ上げるだ..
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煩悩を断ぜずして涅槃をう
(4)煩悩を断ぜずして涅槃をう
「煩悩がある以上、涅槃ではない」と言いました。たしかに、どの辞書を見ても涅槃(ニルヴァーナ)とは「煩悩の火が完全に吹き消された境地」であり、「さとり」に他ならな..
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