記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,836件
真と仮
(8)真と仮
これまで述べてきました親鸞の往生の考え方や往相・還相の考え方からしますと、これらの法然のことばはそのままでは受け入れがたいものがあるに違いありません。親鸞としては、本願に遇えた..
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往生みたびになりぬるに
(7)往生みたびになりぬるに
次の和讃です。二首つづけて読みます。
「命終(みょうじゅ)その期(ご)ちかづきて 本師源空のたまはく 往生みたびになりぬるに このたびことにとげや..
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往相と還相
(6)往相と還相
ここで「表と裏」という補助線(幾何学の証明において不思議な力を発揮するあの補助線)を引きたいと思います。一枚の紙をイメージしていただきたいのですが、往相と還相は一枚の紙の..
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源空光明はなたしめ
(5)源空光明はなたしめ
次の和讃に進みます。
「源空光明はなたしめ 門徒につねにみせしめき 賢哲・愚夫(げんてつ・ぐぶ)もえらばれず 豪貴・鄙賤(ごうき・ひせん)もへだてなし」(第1..
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超越的だが内在的
(4)超越的だが内在的
先にこう言いました、まだ「ほとけ」に遇っていない人は「ほとけ」の存在を疑い、「流転輪廻のきは」がないが、一方、もう「ほとけ」に遇った人はすでに「涅槃の門」に入っていると..
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前世の縁
(3)前世の縁
ここで終わりとせずに、さらに一歩を進めたいと思います。「ほとけ」に遇うということについてです。
「ほとけ」に「遇う」ときは、遇ってからはじめて「あゝ、“ほとけ”に遇った」..
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信と疑
(2)信と疑
「ほとけ」は遇ってはじめて「ほとけ」であることに気づくということ、それまでは「ほとけ」などどこにもいないということ、ここに思いを致したい。
親鸞は法然と遇ってはじめて「あゝ、..
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真の知識
第12回 源空讃(その2)
(1)真の知識
最終回となりました。源空讃の後半です。
「真の知識にあふことは かたきがなかになほかたし 流転輪廻のきはなきは..
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涅槃のかど
(24)涅槃のかど
さて、この和讃で目を引くのが「涅槃のかど」ということばです。この和讃はおそらく『選択集』の「生死の家には疑をもって所止となし、涅槃の城(みやこ)には信をもつて能入となす」..
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源空ひじりとしめしつつ
(23)源空ひじりとしめしつつ
次の和讃です。
「諸仏方便ときいたり 源空ひじりとしめしつつ 無上の信心をしへてぞ 涅槃のかどをばひらきける」(第108首)。
「諸仏の手立てととの..
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「浄土は未来にあり」と「浄土は足下にあり」
(22)「浄土は未来にあり」と「浄土は足下にあり」
「浄土は未来にあり」は常識的で分かりやすいのですが、その根拠はどこにあるのかという根本的な疑問があります。「法然がそう言っているから」とか、..
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法然と親鸞
(21)法然と親鸞
法然の専修念仏の教えは、無明の長夜を生きなければならなかった人々にとって希望の灯となり、上は上皇から下は一般庶民にいたるまで燎原の火のごとく広がっていったことを見てきました..
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