記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,829件
蓮如の生涯
(3)蓮如の生涯
ここで蓮如の生涯を簡単に見ておきましょう(笠原一男『蓮如』より)。
応永22年(1415) 1歳 東山大谷に生まれる
応永27年(1420) 6歳 生母、本願寺から去..
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親鸞、覚如、蓮如
(2)親鸞、覚如、蓮如
蓮如は浄土真宗中興の祖と言われますが、実質的な創始者と言う方が実状にあっているのではないでしょうか。
親鸞その人には、自分が中心となって新しい宗派を作ろうという発想その..
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第1通第1段
第1回 はじめに―第1帖第1通
(1)第1通第1段
或(ある)人(ひと)いわく、当流のこころは、門徒をばかならずわが弟子とこころえおくべく候やらん、如来・聖人の御弟子ともうすべく候やらん、その..
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孫悟空
(8)孫悟空
しかし「わたしのいのち」はそのままで「ほとけのいのち」であり、「わたしのはからい」はみな「ほとけのはからい」の掌の上にあることに気づいたとき、それで「わたしのはからい」が消えるわけ..
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みな本願力より
(7)みな本願力より
先の本文1で、「みな本願力より起る」ことを説明するのに、「たとへば阿修羅の琴(きん)の鼓(こ)するものなしといへども、しかも音曲(おんぎょく)自然なるがごとし」という印象的..
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他利利他の深義(じんぎ)
(6)他利利他の深義(じんぎ)
曇鸞はその問いにこう答えます、天親は「五門の行を修してもつて自利利他成就したまへるがゆゑに」と述べているが、「しかるに覈(まこと)に其の本を求むれば、阿弥陀如来を..
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第12回、本文2
(5)第12回、本文2
「証巻」最後の締めのことばです。
しかれば、大聖(だいしょう)(釈尊)の真言、まことに知んぬ、大涅槃を証することは願力の回向によりてなり。還相の利益は利他の正意を顕..
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世界がぜんたい幸福にならないうちは
(4)世界がぜんたい幸福にならないうちは
あるとき気楽な雑談のなかで、一人の方が「今生は娑婆で、来生に浄土に往生し、還相のはたらきをするためにまた娑婆に戻ってくるという通俗的な理解にはとてもつい..
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本願力の回向
(3)本願力の回向
曇鸞は『浄土論』の文を注釈するにあたり、「応化身(おうげしん)を示す」と「遊戯(ゆげ)」と「本願力」の三つに焦点をあわせています。
菩薩が還相のはたらきをするのに「応化身を..
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往相のはじまりは還相のはじまり
(2)往相のはじまりは還相のはじまり
さて最初に考えておかなければならないのは、還相回向が第五門とされていることです。第一門から第四門までが往相回向で、第五門が還相回向とされますと、まず往相があ..
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第12回、本文1
第12回 本願力の回向
(1) 第12回、本文1
五功徳門の最後、出の第五門についてです。
〈出第五門とは、大慈悲をもつて一切苦悩の衆生を観察して、応化(おうげ)身(しん)を示して、生..
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五念門と五功徳門
(10)五念門と五功徳門
さて前に表にして整理しましたように(4)、五念門と五功徳門は一対一に対応しています。ここから五念門という行によって五功徳門という証がえられると理解されることになりますが..
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