記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,829件
当流のおきて
(11)当流のおきて
「おふみ」を読み進めていくと分かりますが、「わが流に伝ふるところの義をしかと内心にたくはへて、外相にそのいろをあらはさぬ」ことが当流の掟であると、蓮如は繰り返し巻き返し述べ..
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第1帖・第9通前段
(10)第1帖・第9通前段
そもそも、当宗を、昔より人こぞりてをかしくきたなき宗と申すなり。これまことに道理のさすところなり。そのゆゑは、当流人数(にんじゅ)のなかにおいて、あるいは他門・他..
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名聞利養を本とせず、ただ後生菩提をこととする
(9)名聞利養を本とせず、ただ後生菩提をこととする
1・5も吉崎に続々とつめかける人々に疑いの目を向けていました、彼らに他力の信があるのだろうかと。そこで具体的に問題とされていたのは、その人たち..
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第1帖・第8通
(8)第1帖・第8通
文明第三初夏上旬のころより、江州(ごうしゅう)志賀郡(しがのごおり)大津三井寺南別所(みなみべっしょ)辺より、なにとなくふとしのび出でて、越前・加賀諸所を経(けい)回(..
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信のある人とない人
(7)信のある人とない人
弥陀は光明・名号とともに信心をもわれらに与えてくださったはずなのに、どうして信心がある人とない人がいるのか。これは、われらは否応なく時間の中にいることに関わります。時間..
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決意表明
(6)決意表明
天邪鬼と言われるかもしれませんが、この話、あまりによくできていて、作り話のように感じてしまいます。とりわけ「いままで信じまゐらせ候はぬことのあさましさ、申すばかりも候はず。いまよ..
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第1帖・第7通の後段
(5)第1帖・第7通の後段
このここ..
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摂取不捨
(4)摂取不捨
最後のところに「ふたごころなく弥陀をたのみたてまつりて、たすけたまへとおもふこころの一念おこるとき、かたじけなくも如来は八万四千の光明を放ちて、その身を摂取したまふなり」とありま..
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「こんな自分は」
(3)「こんな自分は」
機の深信とは、こんな自分はもうどうにもたすからないという深いため息です。自分で何とかしようとしても、如何ともしがたいという思い。自力無効を思い知ると言ってもいいでしょう。..
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罪業深重のあさましき女人
(2)罪業深重のあさましき女人
女人往生の話が出てきました。女人には、十悪・五逆の罪人であることに加えて、さらに五障・三従という罪障があるとされますが、五障のひとつが「仏になれない」ということで..
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第1帖・第7通の前段
第4回 第1帖・第7通、第8通、第9通
(1)第1帖・第7通の前段
さんぬる文明第四の暦、弥生中半(なかば)のころかとおぼえはんべりしに、さもありぬらんとみえつる女性(にょしょう)一二人、..
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現世にしがみつこうとする自分
(15)現世にしがみつこうとする自分
ここで指摘しておきたいのは、親鸞にはこの「明日もしらぬいのち」という感覚が希薄だということです。それが出てもいいと思われる和讃においても、世の無常を詠うもの..
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