記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,829件
第1帖・第11通、後段
(10)第1帖・第11通、後段
これについてちかごろは、この方(ほう)の念仏者の坊主達、仏法の次第もつてもほか相違す。そのゆゑは、門徒(もんと)のかたよりものをとるをよき弟子といい、これを信..
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電光朝露のいのち
(9)電光朝露のいのち
この「おふみ」は、ひとつ前の1・10とほぼ同じときに書かれていまして(文明5年9月中旬)、その続編とも言うべきものです。電光朝露のはかないいのち、という無常観をもとにして..
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第1帖・第11通、前段
(8)第1帖・第11通、前段
それおもんみれば、人間はただ電光(でんこう)朝露(ちょうろ)の夢幻(ゆめまぼろし)のあひだのたのしみぞかし。たとひまた栄(えい)花(が)栄耀(えいよう)にふけり..
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無知の知
(7)無知の知
ソクラテスの「無知の知」を思い起こしたい。プラトンの証言(『ソクラテスの弁明』)によりますと、ソクラテスはあるとき「ソクラテス以上の知者はいない」という「デルフォイの神託」を聞か..
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後生こそまことに永生の楽果なり
(6)後生こそまことに永生の楽果なり
蓮如は、今生はたかだか「五十年百年のうちのたのしみ」にすぎないが、「後生こそまことに永生の楽果」だから、「後生こそ一大事」と言います。限りある生と限りなき生..
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人間はただゆめまぼろしのあひだ
(5)人間はただゆめまぼろしのあひだ
1・6において「明日もしらぬいのちにて」という表現がありましたが、ここでは「人間はただゆめまぼろしのあひだのことなり」あるいは「人間は五十年百年のうちのたの..
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第1帖・第10通、後段
(4)第1帖・第10通、後段
問うていはく、さてかやうに弥陀如来のわれらごときのものをすくはんと、たびたび願をおこしたまへることのありがたさを、こころわけまゐらせ候ひぬるについて、なにとやう..
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あひかまへて信心をよくよくとらるべし
(2)あひかまへて信心をよくよくとらるべし
すでに1・7で女人往生のことは出てきましたが、ここでは特に多屋(たや)の内方(ないほう)(地域から多屋にやってくる大勢の門徒たちの面倒を見なければなら..
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悩ましい葛藤
(15)悩ましい葛藤
ただ、厄介なことに、「もの忌み」は世のしきたりとして通用しています。その世の中で社会生活を送るとき、どうすればいいか、という問題があります。蓮如はこの「おふみ」のなかで、ち..
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もの忌み
(14)もの忌み
前段に「昔より人こぞりてをかしくきたなき宗と申す」とありましたが、そのように世間が真宗を排斥する要因として最たるものは、おそらく真宗は「もの忌み」をしないことだろうと思われます..
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第1帖・第9通、後段
(13)第1帖・第9通、後段
つぎに、物忌(ぶっき)ということは、わが流には仏法についてものいまはぬといへることなり。他宗にも公方(くぼう)にも対しては、などか物をいまざらんや。他宗・他門に..
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折伏と伝染
(12)折伏と伝染
しかし争いを避けながら、どうして教えを広めることができるのでしょう。「外相にそのいろをあらはさ」ないようにしながら、どのようにして教線が広がっていくのでしょう。突然ですが、曇..
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