記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,832件
本文12
(13)本文12
『浄土論』は『無量寿経』にもとづいて、浄土の相、弥陀仏の力、そして浄土の菩薩たちのはたらきについて詠っていきますが、そのなかで弥陀仏についての最後の一文「観仏本願力遇無空過者..
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こころもおよばれず、ことばもたへたり
(12)こころもおよばれず、ことばもたへたり
次の文「観彼世界相勝過三界道 究竟如虚空広大無辺際(かの世界の相を観ずるに、三界の道に勝過せり。究竟して虚空のごとし、広大にして辺際なし)」から、..
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二つの真理
(11)二つの真理
新しい真理はなく、真理はすでに語られているなどと言いますと、では世の学問はどうなるのだという疑問がすぐ浮びます。世の学者たちはまだ誰も語ったことのない真理を見つけ出そうと日..
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仏教と相応せり
(10)仏教と相応せり
はじめの一文「われ修多羅真実功徳相によりて、願偈総持を説きて仏教と相応せり」は何を言おうとしているのかスッとは頭に入ってきませんが、親鸞はそれを大胆に読み解いていきます..
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本文11
(9)本文11
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願い申し上げます。
さて、本文10につづいて、『浄土論』に「我依修多羅 真実功徳相 説願偈総持 与仏教相応(われ修多羅真..
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願生安楽国
(8)願生安楽国
月愛三昧(がつあいざんまい)ということばがあります。釈迦が悩める阿闍世王のためにこの三昧に入られたと『涅槃経』に説かれています。月愛三昧とは何か。「たとえば月のひかりよく一切..
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尽十方無礙光如来
(7)尽十方無碍光如来
つづいて「尽十方無碍光如来とまふすは、すなわち阿弥陀如来なり」とあります。南無阿弥陀仏の南無が帰命と漢語訳されたように、阿弥陀仏が尽十方無碍光如来と訳されているのです。..
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帰命とは
(6)帰命とは
まず帰命ということばについて「帰命と申すは如来の勅命にしたがふこころなり」とサラリと述べていますが、これをサラリと読みすごすべきではないでしょう。このひと言の後ろには深い思索が..
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本文10
(5)本文10
本文9につづいて、『浄土論』冒頭の一文「世尊、われ一心に尽十方の無碍光如来に帰命したてまつりて、安楽国に生ぜんと願ず」の「帰命尽十方無碍光如来、願生安楽国」の部分が解説されます..
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疑蓋間雑(ぎがいけんぞう)なし
(4)疑蓋間雑(ぎがいけんぞう)なし
さてしかし信心は「如来の回向による」ということ、あるいは「如来から回施(えせ)されたもの」であるというのはなかなかストンと落ちてくれません。回向とか回施と..
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三心一心問答
(3)三心一心問答
さてでは親鸞はこの問いにどう答えているのでしょう。まず「至心・信楽・欲生」の三心について、その字訓釈を施します。文字の一つひとつの意味を探っていくのです(親鸞得意の手法です..
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われ一心に
(2)われ一心に
龍樹につづいて天親で、『浄土論』から二つの文を取り上げ、詳しく解説してくれます。まず婆藪般豆(ばそばんず)という名前と、『浄土論』という書物の名前について一通り説明した後、一..
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