記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,832件
本文18
(9)本文18
又曰「言護念増上縁者 乃至 但有専念 阿弥陀仏衆生 彼仏心光 常照是人 摂護不捨総不論照摂 余雑業行者 此亦是 現生護念増上縁」
また曰く、「護念増上縁といふは、乃至..
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「これから」と「いま」
(8)「これから」と「いま」
親鸞にとって往生とは正定聚不退(かならず仏になることが定まっており、もうどんなことがあってもそこから転落することがない位)になることであって、いま生きている娑婆と..
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かねて尋常のときより
(7)かねて尋常のときより
『観経』「下下品」を下敷きとして第18願を読むとどうなるかといいますと、まず「至心信楽」が後ろに引っ込み、それに代わって「仏の名を称える」ことが前に出てきます。道綽..
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命終らんとする時
(6)命終らんとする時
善導は第18願を(自分流の読みで)出したあと、その趣旨をこう領解します、「これすなはちこれ往生を願ずる行人、命終らんとする時、願力摂して往生を得しむ」と。「命終らんと..
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本文17
(5)本文17
「此即是願往生行人(しそくぜがんおうじょうぎょうにん)」といふは、これすなわち往生を願ふ人といふ。「命欲終時(みょうよくじゅじ)」といふは、いのちおはらんとせんときといふ。「願..
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知と智
(4)知と智
ここで親鸞は「知」とは言わず「智」という文字を使います。今日では「知」と「智」ははっきり区別されませんが、もともと明確に使い分けられていました。何かを「しる」というときは「知る」..
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乗はのるべしといふ、また智なり
(3)乗はのるべしといふ。また智なり
さて親鸞が解説している文をみますと、すでに親鸞は第18願の願文について詳しく注釈していますから(本文1と2)、目新しいことはそれほどありません。親鸞らしい..
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わが名字を称すること、下十声に至るまで
(2)わが名字を称すること、下十声に至るまで
善導についての銘文の三つ目で『観念法門(かんねんぼうもん)』の文です。ひとつ前の「言南無者云々」は『観経疏』でしたが、善導にはその他に『往生礼讃』..
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本文16
第7回 臨終のときにあらず
(1)本文16
又曰「言摂生増上縁者、如無量寿経四十八願中説、仏言、若我成仏、十方衆生、願生我国、称我名字、下至十声、乗我願力、若不生..
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自然に往生をえしむ
(12)自然に往生をえしむ
親鸞は「必得往生(かならず往生を得)」について、こうかみ砕いてくれます、「かならずといふは自然に往生をえしむと也。自然といふは、はじめてはからはざるこころなり」と。..
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この義をもつてのゆゑにかならず往生を得
(11)この義をもつてのゆゑにかならず往生を得
さて最後の「以斯義故、必得往生(この義をもつてのゆゑに、かならず往生を得)」という箇所です。
「この義をもてのゆゑに」とは、南無阿弥陀仏には..
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阿弥陀仏といふは、すなはちこれその行なり
(10)阿弥陀仏といふは、すなはちこれその行なり
ここまできまして、善導の「阿弥陀仏といふは、すなはちこれその行なり」ということばの真意を汲み取ることができます。親鸞はこう言います、「即是其行..
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