記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,832件
むこうからゲットされる
(5)むこうからゲットされる
客観的真理と主体的真理と言ってきましたが、それはこれまで述べてきました「こちらからゲットする真理」と「むこうからゲットされる真理」と同じです(第6回、16)。そこ..
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証明とは説得
(4)証明とは説得
客観性がいのちであるような真理(それが真理といわれるもののほとんどでしょう)は、自分がそれについてどう思おうと関係のない真理です。ガリレオ・ガリレイは教会に迫られて地動説を..
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証明するとは
(3)証明するとは
「われ」は「見たてまつるあたはず」、but、「大悲」は「つねにわが身を照らしたまふ」という対比に注目したいと思います。こちらから見ることはできないが、むこうから照らされ見守..
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本文21
(2)本文21
首楞厳院源信和尚の銘文
「我亦在彼 摂取之中 煩悩障眼 雖不能見 大悲無倦 常照我身」
「われまたかの摂取のなかにあれども、煩悩、眼(まなこ)を障(さ)へて見たてまつ..
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本文20
第8回 大悲ものうきことなくつねにわが身を照らしたまふ
(1)本文20
皇太子聖徳御銘文
『御縁起』曰「百済国聖明王太子阿佐礼曰、敬礼救世大慈観音菩薩、妙教流通東方日本国..
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信じるとは気づくこと
(16)信じるとは気づくこと
そもそも、われらに救いをもたらす唯一の真理は、われらがこちらから獲得するものではありません。われらが真理をゲットするのではなく、真理がわれらをゲットするのです。わ..
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真理はひとつ
(15)真理はひとつ
ここで宗教の排他性について考えておきましょう。こう言っている今もどこかで宗教間・宗派間の対立が流血を招いています。人に救いももたらすはずの宗教が流血の苦しみを生みだすとい..
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排他的な匂い
(14)排他的な匂い
この善導の文を読みますと、すごく排他的な匂いがしてこないでしょうか。『観経』の文そのものは、それほど排他性を感じませんが、善導は前半の「(弥陀の)光明は十方世界をあまねく..
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本文19
(13)本文19
「総不論照摂余雑業行者(そうふろんしょうしょうよぞうごうぎょうじゃ)」といふは、「総」はすべてといふ。みなといふ。雑行雑修(ぞうぎょうざっしゅ)の人をばすべてみなてらしおさめ..
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証をえても行は終わらない
(12)証をえても行は終わらない
坐禅の修行をして悟りをひらけば、それで「上がり」であるかのように思うのと同じように、本願に遇うことができ正定聚となれば、あとは臨終を待つだけとしますと、その人..
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修証これ一等なり
(11)修証これ一等なり
ふと思い立って『スッタニパータ』を読み直しています。仏教の原風景にあらためてふれてみたいと思ったのです。
そこには目の前を歩きながら、人々に語りかけるブッダの姿が..
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このよにてつねにまもりたまふ
(10)このよにてつねにまもりたまふ
前につづいて『観念法門』の文です。善導はこの書物において念仏には五種の利益(五種増上縁)があるとして、滅罪、護念、見仏、摂生(せっしょう)、証生(しょうし..
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