記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,832件
争わず
(10)争わず
救いの真理について語るというのは、その真理にゲットされ救われたという名状しがたい経験を語るということでした。そしてその語りにはさまざまなものがあります。その中には見当違いのもの..
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真理とその語り
(9)真理とその語り
真理はひとつであり、それは弥陀の本願である、などと言えば非難の嵐が巻き起こるのではないかと言いました。たしかに、キリスト教の教えやイスラム教の教え、さらには仏教の他の宗派..
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日の下に新しきものなし
(8)日の下に新しきものなし
本願の教えの行・信・証についての4句につづいて釈迦を讃える偈がはじまりますが、その最初の4句は「諸仏の世にいでたまふ本懐は、ひとへに弥陀の願海一乗のみのりをとかむ..
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本文33
(7)本文33
如来所以興出世 唯説弥陀本願海 如来、世に興出したまふゆゑは、ただ弥陀の本願海を説かんとなり。
五濁悪時群生海 應信如来如実言 五濁悪時の群生海、如来如実の言(みこと)..
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往生がはじまる
(6)往生がはじまる
繰り返しになりますが、まず諸仏の称名があり(第17願です)、それを聞かせてもらったわれら衆生がまた称名をするのであり(第18願です)、われらから言いますと、まず聞名、しか..
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諸仏とひとし
(5)諸仏とひとし
本願を信じ念仏を申すものは諸仏と同じはたらきをしているということが、次の「等覚を成り大涅槃を証することは、必至滅度の願成就なり」につながります。むこうからやってきた名号が聞..
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名号のリレー
(4)名号のリレー
第17願と第18願をつなぐ輪は聞名にあります。諸仏の称名と衆生の称名とが聞名を媒介としてつながれるのです。ぼくらは名号というと称名だけを思い、称名には聞名が先立つことを忘れ..
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第17願と第18願
(3)第17願と第18願
この問題を解き明かしてくれるのが初期の『無量寿経』です。『無量寿経』にはいくつかのバージョンがあり、それを大きく二種類に分けることができます。ひとつは早い時期に成立し..
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行と信
(2)行と信
銘文の最後は親鸞の正信偈の一節です。ここで親鸞はみずからの文を解説するという、
他ではみられないことをしてくれています。
取り上げられるのは全部で20句ですが、今回と次回に..
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本文32
第11回 本願の名号は正定の業
(1)本文32
和朝愚禿釈親鸞『正信偈』文
本願名号正定業 至心信楽願為因 本願の名号は正定の業なり。至心信楽の願を因とす。
成..
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愚と罪
(17)愚と罪
こんなふうに、自己そのものが「わがもの」でないのに、まして子や財が「わがもの」であるはずがないと釈迦は言います。まず自己という「わがもの」があるから、それにくっつくように子や財..
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罪障おもし
(16)罪障おもし
己を愚者であると自覚するというのはどういうことか。それを釈迦は『ダンマパダ』でこんなふうに言っています、「『わたしには子がある。わたしには財がある』と思って愚かな者は悩む。..
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