記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,832件
二双二重
(3)二双二重
聖覚は機の利鈍に対応して教の漸頓(ぜんとん)、機の奢促(しゃそく)に対応して行の難易の差があると述べ、聖道門は漸教にして難行、浄土門は頓教にして易行であると特徴づけています。親..
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本文28
(2)本文28
法然の高弟・聖覚の文です。法然を「釈尊の使者」あるいは「善導の再誕」とほめたたえ、またこの文の後に「骨を粉にしてこれを報ずべし、身を摧きてこれを謝すべし」とも述べているところか..
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本文27
第10回 無明長夜の大いなる燈炬なり
(1)本文27
法印聖覚和尚の銘文
「夫根有利鈍者(ふこんうりどんしゃ)、教有漸頓(きょううぜんとん)。機有奢促者(きうしゃそく..
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ポジとネガ
(13)ポジとネガ
「気づきにおいて」というのは、要するに「こころの中」にあることではないのか、という疑問が出るかもしれません。
たしかによく似ていますが、でも両者が異なることは生死の家も..
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浄土は何処に
(12)浄土は何処に
世に出まわっている通念では、「これより西方、十万億の仏土を過ぎて世界あり、名づけて極楽」(『阿弥陀経』)であり、極楽世界は娑婆世界とはまったく別の世界です。したがってそこ..
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涅槃の城
(11)涅槃の城
次に涅槃の城ですが、親鸞は「涅槃之城とまふすは、安養浄刹(あんにょうじょうせつ)をいふなり。これを涅槃のみやことは申すなり」と説明してくれます。安養浄土はそこで涅槃をえる(仏..
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生死の家
(10)生死の家
次に生死の家と涅槃の城の対です。まず生死の家ですが、それがこの娑婆世界のことであるのは言うまでもありません。
親鸞は娑婆世界を六道・四生・二十五有・十二類生と言い換えてい..
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疑と信
(9)疑と信
法然の文は「生死の家には疑をもつて所止となし、涅槃の城には信をもつて能入となす」ときれいな対句となっています。
「生死の家」と「本願への疑」がひとつのセットとされ、「涅槃の城..
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本文26
(8)本文26
またいはく、「当知生死之家(とうちしょうじしけ)」といふは、「当知」は、まさにしるべしとなり。「生死之家」は、生死の家といふなり。「以疑為所止(いぎいしょし)」といふは、大願業..
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文字と声
(7)文字と声
「称名はかならず生ずることを得。仏の本願によるがゆゑに」ということばを考えているところです。どうして念仏するだけで往生できるのかといえば、それが弥陀の選択本願だからだということ..
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テキストの解釈
(6)テキストの解釈
さあしかし、ここでこんな疑問が持ち上がるかもしれません。念仏を選んだのは法蔵であり、それは本願の勅命だと言うが、それは法然が、あるいは親鸞が第十八願をそのように読んだので..
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弥陀の選択
(5)弥陀の選択
『選択集』の二つ目の文で、「三選の文」とも「略選択」とも呼ばれ、全体をこの文で要約しているとされます。三選といいますのは、第一に聖道・浄土二門の中から浄土門を選び、第二に正行..
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