記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,832件
争わず
(13)争わず
どうして虚偽や悪から「つつしんでとほざかれ、ちかづくべからず」と言われ、虚偽や悪と争おうとしないのでしょうか。ここで問題となっている虚偽や悪は、それをそうと気づいてはじめて姿を..
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つつしんでとほざかれ
(12)つつしんでとほざかれ
これまでのところで「煩悩具足の身なればとて、こころにまかせて、身にもすまじきことをもゆるし、口にもいふまじきことをもゆるし、こころにもおもふまじきことをもゆるして..
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第4段本文
(11)第4段本文
この御中のひとびとも、少々はあしきさまなることのきこえ候ふめり。師をそしり、善知識をかろしめ、同行をもあなづりなんどしあはせたまふよしきき候ふこそ、あさましく候へ。すでに謗..
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世をいとふしるし
(10)世をいとふしるし
ここで親鸞は「仏の御名をもきき念仏を申して、ひさしくなりておはしまさんひとびと」と「はじめて仏のちかひをききはじむるひとびと」を対比しています。
後者は本願の教え..
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第3段本文
(9)第3段本文
仏の御名をもきき念仏を申して、ひさしくなりておはしまさんひとびとは、この世のあしきことをいとふるしるし、この身のあしきことをばいとひすてんとおぼしめすしるしも候ふべしとこそお..
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申し訳ない
(8)申し訳ない
悪は気づきであることを見てきました。「あゝ、オレは悪人だ」という気づきにおいて悪ははじめてその姿をあらわすのですが、この気づきは「申し訳ない」という慙愧をともないます。さてこ..
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悪は気づきとして
(7)悪は気づきとして
悪は気づきとしてしか存在しないということについて考えたいと思います。親鸞が「善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや」と言うとき、その悪人とは気づきとしてしか存在しませ..
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薬あり、毒を好め
(6)薬あり、毒を好め
「薬あり、毒を好め」などということは「あるべくも候はず」と諭したとしても、それで何が悪いと開き直られたらどうするかということです。それに親鸞ならどう答えるか。
結論..
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毒と薬
(5)毒と薬
ここで巧みなたとえが用いられています。悪(無明あるいは貪欲・瞋恚・愚痴の煩悩)を酒あるいは毒に、そして本願を薬にたとえているのです。これまでは無明という酒にいやというほど酔っぱら..
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第2段本文
(4)第2段本文
まづおのおのの、むかしは弥陀のちかひをもしらず、阿弥陀仏をも申さずおはしまし候ひしが、釈迦・弥陀の御方便にもよほされて、いま弥陀のちかひをもききはじめておはします身にて候ふな..
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往生にさはりなし
(3)往生にさはりなし
さて手紙は明法房やひらつかの入道の往生という話から本題に入り、「往生をねがはせたまふひとびと」のあいだにも「御こころえぬこと(心得違いのこと)」があるといわれます。そし..
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明法房の往生
(2)明法房の往生
この手紙には建長4年(1252年)2月24日の日付けがあり、親鸞80歳のときに書かれたものです。日付けの分かる手紙の中では『末燈鈔』第1通の建長3年に次いで古いものです。そ..
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