記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,832件
弥陀と諸仏
(3)弥陀と諸仏
宗教には一般に排他性がつきまといます。「わが教え」と「他の教え」とを厳しく対立させ、「わが教え」を称揚し、「他の教え」を誹謗する。かくしていつの時代においても、どこの地域にお..
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よろづの仏・菩薩をあだに申さん
(2)よろづの仏・菩薩をあだに申さん
この手紙は末尾に9月2日の日付けと「念仏人々御中(ねんぶつのひとびとおんなかへ)」という宛名があるだけですが、その内容から書かれた年代が推定できます。
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『親鸞聖人御消息集』第9通
第9回 よろづの仏・菩薩をかろしめまいらせ
(1)『親鸞聖人御消息集』第9通
先回につづいて『親鸞聖人御消息集』の第9通を読みます。3段に分け、まず第1段。
まづ..
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世のなか安穏なれ
(9)世のなか安穏なれ
たすかりようのないこの身がたすけてもらえたという喜びが、おのずから南無阿弥陀仏の声として漏れ出るのと、こんなわが身がたすけてもらえたのだから、報恩のために念仏しなければ..
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御報恩のために
(8)御報恩のために
本願に遇えたときに何が起こるか。まずは深い慙愧の思いです。これまで「こころのままにてあしきことをもおもひ、あしきことをもふるまひなんど」をしてきたことを恥ずかしく思う。そ..
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世をいとふしるし
(7)世をいとふしるし
この文脈において「朝家の御ため国民のため」というのは、「自分一人のためではなく、みんなのため」という意味であり、決して天皇のためとか国家のためということではありません。..
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朝家の御ため国民のために
(6)朝家の御ため国民のために
親鸞は、本願に遇うことができ、念仏をもうす身になると、おのずから「世をいとふしるし」が現れると言いますが、それはどんなかたちをとるのでしょう。その答えの一つが「..
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第2段本文
(5)第2段本文
御文のやう、おほかたの陳状、よく御はからひども候ひけり。うれしく候ふ。詮じ候ふところは、御身にかぎらず、念仏申さんひとびとは、わが御身の料はおぼしめさずとも、朝家の御ため、国..
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世のいのりをこころにいれて
(4)世のいのりをこころにいれて
この段の最後に「それにつけても念仏をふかくたのみて、世のいのりにこころをいれて、申しあはせたまふべしとぞおぼえ候ふ」とあり、それが次の第2段へと展開されていき..
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世に曲事のおこり候ひし
(3)世に曲事のおこり候ひし
さて第7通の本文ですが、性信房から6月1日付けで「鎌倉にての御うたへ」が一段落した様子が書き送られ(先に検討しましたように、それと相前後して5月29日付けで親鸞か..
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性信房あての手紙
(2)性信房あての手紙
『末燈鈔』を切り上げまして、次に『親鸞聖人御消息集』に進みます。『親鸞聖人御消息集』には全部で18通収められていますが、そのうち8通は『末燈鈔』と重複しますので、残る..
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『親鸞聖人御消息集』第7通第1段本文
第8回 世のなか安穏なれ
(1)『親鸞聖人御消息集』第7通第1段本文
六月一日の御文、くわしくみ候ひぬ。さては鎌倉にての御訴へのやうは、おろおろうけたまはりて候ふ..
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