記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,832件
もろもろの善本を修して
(13)もろもろの善本を修して
この願は、一見したところ『大経』の第十八願によく似ていますが、「もろもろの善本を修して」という文言と、「それ捨命ののち」という文言においては、『大経』の第十九願..
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本文5
(12)本文5
経典からの引用の最後として『悲華経』から引かれます。
『悲華経』の「大施品(実際は大施品ではなく諸菩薩本授記品。親鸞の勘違いか)」の二巻にのたまはく、曇無讖三蔵(どんむ..
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たとひ世界に満てらん火にも
(11)たとひ世界に満てらん火にも
さてこの引用文で印象的なのは、最後の部分、「この法を聞きて忘れず、すなはち見て敬ひ得て大きに慶はば、すなはちわが善き親厚なり。これをもつてのゆゑに道意を発せ..
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一生に不退転をえん
(10)一生に不退転をえん
読んでいて意味がとりにくいところがあるのは、主語が途中でクルクル入れ替わるからです。これは『大経』では東方偈(往覲偈‐おうごんげ‐とも言います)に当たる部分ですが、..
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本文4
(9)本文4
さらに『平等覚経』からの引用がつづきます。
かくのごときの人、仏の名(みな)を聞きて、快く安穏にして大利を得ん。われらが類この徳を得ん。もろもろのこの刹(くに)に好きとこ..
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多生にもまうあひがたく
(8)多生にもまうあひがたく
釈迦の縁起という考え方のポイントは、どんなコトもモノも、それだけで自立しているのではなく、他の無数のコトやモノとの縦横無尽の繋がりの中ではじめて成り立っているとい..
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過去の因縁
(7)過去の因縁
「教巻」で引かれた『大経』・『如来会』・『平等覚経』の文に、仏にお遇いすることは、優曇華が三千年に一度咲くのと同じように稀なことで、難しいことだという趣旨のことばがありました..
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本文3
(6)本文3
『平等覚経』からの引用がつづきます。
阿闍世王太子および五百の長者子、無量清浄仏の二十四願を聞きて、みな大きに歓喜し踊躍して、心中にともに願じていはまく、われらまた作仏せ..
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いのちをへて
(5)いのちをへて
『平等覚経』の二十四願は、『大経』の四十八願の前半部分とかなりよく重なっています。第一願から第十六願までは一部順番が前後することはあっても『大経』とほぼ同じですが、第十七願..
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本文2
(4)本文2
さらに『平等覚経』から引用されます。
『無量清浄平等覚経』の巻上にのたまはく、「われ作仏せん時、わが名をして八方上下無数の仏国に聞かしめん。諸仏おのおの弟子衆のなかにして..
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わが名字を聞きて
(3)わが名字を聞きて
『大経』に戻って言いますと、第十七願の意味は第十八願をまってはじめて明らかになり、逆に、第十八願は、第十七願があってこその願であることが了解できます。諸仏が弥陀の名号を..
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第十七願と第十八願
(2)第十七願と第十八願
これを読んですぐ気がつきますのは、『大経』や『如来会』では第十七願と第十八願とに分かれている願が、ここではひとつにまとめられているということです。前半の「それがし作仏..
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