記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,832件
みな阿弥陀仏の大願業力に乗じて
(2)みな阿弥陀仏の大願業力に乗じて
このことばで思い出されるのが曇鸞『論註』の文です。「覈求其本(かくぐごほん)釈」とよばれるところで、曇鸞は「それにしてもどうして念仏することですみやかに往..
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本文1
第12回 帰命は本願招喚の勅命なり
(1)本文1
善導の『往生礼讃』からの引用のあと、今度は『観経疏』「玄義分」から有名な六字釈を含む二文が引用されます。
ま..
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畢竟成仏の道路にて
(17)畢竟成仏の道路にて
先ほど言いましように、正定聚とは「往生が正しくさだまったもの」と理解されることが多いのですが、正確には「仏となることが正しくさだまったもの」という意味です。往生と成..
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現益と当益?
(16)現益と当益?
今度は『小経』を出して、「もしは一日、もしは二日、乃至七日、一心に仏を称して乱れざれ。命終らんとする時、阿弥陀仏、もろもろの聖衆と現じてその前にましまさん。この人終らん時..
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本文6
(15)本文6
本文5につづく箇所です。
また『弥陀経』にいふがごとし。もし衆生ありて、阿弥陀仏を説くを聞きて、すなはち名号を執持すべし。もしは一日、もしは二日、乃至七日、一心に仏を称..
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衆生称念すれば、かならず往生を得
(14)衆生称念すれば、かならず往生を得
護念の益も同じです。「一切時・一切処に、悪鬼悪神をしてその便りを得しめざる」というのは、念仏すれば悪鬼・悪神が災いをもたらすことがなくなり、どんな病気..
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現世の利益
(13)現世の利益
善導は『往生礼讃』の最後に当たり、弥陀の名号を称えて往生を願うことで、この現世でどんな利益があるのかと問います。そしてそれに答えて、まず滅罪の利益、次いで護念の利益(悪鬼・..
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本文5
(12)本文5
本文4のあと『往生礼讃』の最後として次の文がきます。
またいはく、「問うていはく、阿弥陀仏を称念し礼観して、現世にいかなる功徳利益があるやと。答へていはく、もし阿弥陀仏..
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本文4
(11)本文4
次は善導の『往生礼讃』後序の文です。
またいはく、「現にこれ生死の凡夫、罪障深重にして六道に輪廻せり。苦しみいふべからず。いま善知識に遇ひて弥陀本願の名号を聞くことを得..
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名を聞きて
(10)名を聞きて
善導の「初夜礼讃」の偈文は『大経』の経文から取られています。ここに引用された最初の偈文は、いわゆる「往覲偈(おうごんげ)」の二つの偈文をひとつに合わせて作られています(「如..
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ただ念仏の衆生を観そなはして
(9)ただ念仏の衆生を観そなはして
「ただ念仏の衆生を観そなはして」という言い回しからは、弥陀仏は念仏の衆生を見つけだして、その人だけを摂取不捨すると受けとめられかねません。そうしますと、念仏..
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本文3
(8)本文3
次に「日没礼讃」と「初夜礼讃」から引用がつづきます。
またいはく、「ただ念仏の衆生を観そなはして、摂取して捨てざるがゆゑに、阿弥陀と名づく」と。以上
またいはく、「弥..
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