記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,831件
無上覚をさとる
(6)無上覚をさとる
本願を信ずるということ、すなわち「帰っておいで」という声が聞こえるということは、これまではただひたすら「わたしのいのち」を生きていると思っていたのに、ある日突然「ほとけの..
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こだま
(5)こだま
本願とは「帰っておいで」という呼びかけであり、それに「はい、ただいま」と応答することがまた「帰っておいで」という呼びかけになることを見てきました。
さて次に考えなければならな..
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南無阿弥陀仏のリレー
(4)南無阿弥陀仏のリレー
弥陀の本願とは呼びかけに他ならないことを見てきました。諸仏から呼びかけられ(これが第17願です)、それを衆生が信受し応答する(これが第18願です)ということです。
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第17願と第18願
(3)第17願と第18願
どうして本願が呼びかけであると言えるのかは、四十八願そのもののなかにもその答えが隠されています。
浄土の教えで本願と言えば第18願とされ、その他の願にはあまり目が..
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夢告讃
(2)夢告讃
この和讃には「康元二歳(1257年、親鸞85歳)丁巳(ひのとのみ)二月九日夜寅時(とらのとき、午前4時頃)夢に告げていはく」という前書きがあります。「草稿本」では「この和讃をゆめ..
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巻頭の和讃
第1回 夢告讃
(1)巻頭の和讃
みなさん、こんにちは。これから親鸞最晩年の和讃集『正像末和讃』を読んでまいりたいと思います。
以前、『浄土和讃』と『..
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必得往生
(19)必得往生
この必得往生について親鸞はこう言います、「必得往生といふは、不退のくらゐにいたることをうることをあらはす」と。ここで親鸞は往生と不退をひとつとしています。そしてまた「経には即..
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即是其行
(18)即是其行
摂論家の批判は念仏には「願だけで行がない」というものでしたが、それに対する親鸞の答えは、願も行も弥陀から与えられているということです。われらが願い、われらが行ずるには違いない..
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如来すでに発願して
(17)如来すでに発願して
善導が「南無といふは、すなはちこれ帰命なり。またこれ発願回向の義なり」と言うとき、帰命するのも発願回向するのも「われら」であることは疑いありません。
われらが弥..
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本文5
(16)本文5
本文4につづく文です。
「発願回向」といふは、如来すでに発願して衆生の行を回施(えせ、与える)したまふの心なり。「即是其行」といふは、すなはち選択本願これなり。「必得往..
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命とは
(15)命とは
親鸞は、「帰説」の「説」は「えつ(悦)」と読むときと「さい(税)」と読むときがあるとした上で、もちろん「せつ」とも読むわけで、そのときは「告げる」、「述べる」という意味だと言い..
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帰るということ
(14)帰るということ
ここで親鸞は、南無阿弥陀仏の「南無」について、善導の「南無といふは、すなはちこれ帰命なり」ということばを手がかりとして、帰命の二字の意味するところをさまざまな書物にもと..
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