記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,831件
唯識
(8)唯識
ちょっと待った、とさらに反論があるでしょう。親が子に寄り添っている事実は、子がそれに気づいてはじめて存在すると言うが、子が気づくことができるためには、前もってそれが存在していなけれ..
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気づいてはじめて存在する
(7)気づいてはじめて存在する
「そらごとたはごと」の世間も、「まことにておはします」仏の世界も、ただ気づきにおいてのみ存在すると言ってきましたが、そこに疑念を持たれるかもしれません。気づきと..
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阿摩のごとくにそひたまふ
(6)阿摩のごとくにそひたまふ
ここであらためて「世間虚仮」と「唯仏是真」の関係を考えてみましょう。親鸞のことばでは「よろづのこと、みなもてそらごとたはごと」と「ただ念仏のみまことにおはします..
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多々(たた)のごとく、阿摩(あま)のごとく
(5)多々(たた)のごとく、阿摩(あま)のごとく
聖徳太子は「世間虚仮」にすぐつづいて「唯仏是真」と言い、親鸞は「よろづのこと、みなもてそらごとたはごと」にすぐつづいて「ただ念仏のみまことにお..
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そらごとたはごと
(4)そらごとたはごと
「機の深信」といいますのは「自身は現にこれ罪悪生死の凡夫、曠劫よりこのかたつねに没しつねに流転して出離の縁あることなし」(善導『観経疏』「散善義」)と信ずることで、いま..
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世間虚仮、唯仏是真
(3)世間虚仮、唯仏是真
このことばからすぐさま連想されるのが『歎異抄』後序のあのことばです。「煩悩具足の凡夫、火宅無常の世界は、よろづのこと、みなもてそらごとたはごと、まことあることなきに、..
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聖徳皇のめぐみにて
(2)聖徳皇のめぐみにて
親鸞は聖徳太子の導きで法然のもとを訪ねることができ、仏智不思議の誓願に遇うことができたということです。ここで「聖徳皇のめぐみにて 正定聚に帰入して」と詠っているのはそ..
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なぜ聖徳太子を
第10回 皇太子聖徳奉讃
(1)なぜ聖徳太子を
これからは聖徳太子を讃える和讃です。まずはその第一首。
仏智不思議の誓願を
聖徳皇(しょうとくおう)..
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形而上学的な問い
(9)形而上学的な問い
釈迦も青年マールンクヤの形而上学的問い(人は死んでからも存在するか、など)に対して「無記(答えない)」という姿勢を貫きました。釈迦が答えないのは、そのような問いは、いま..
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仏智うたがふつみふかし
(8)仏智うたがふつみふかし
誡疑讃の結びの一首です。
仏智うたがふつみふかし
この心おもひしるならば
くゆるこころをむねとして
仏智の不思議をたのむべし(82)
..
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明日を思い煩う
(7)明日を思い煩う
「ほとけのいのち」が「わたしのいのち」を生きているというのに、同じことですが、「わたしのいのち」は「ほとけのいのち」に生かされているというのに、われらは愚かにも自分で「わ..
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胎生ということ
(6)胎生ということ
次に仏智疑惑と胎生の関係について。
仏智疑惑のつみゆゑに
五百歳まで牢獄に
かたくいましめおはします
これを胎生とときたまふ(77)
注..
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