記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,831件
四十八願の名号
(2)四十八願の名号
法照という人は唐代の僧ですが、五会念仏をはじめたことでよく知られています。五会念仏とは南無阿弥陀仏を五種類の曲調にのせて称えることをいい、皇帝の命で宮中において五会念仏を..
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本文1
※これから「『教行信証』精読2」をはじめます。以前の「『教行信証』精読1」のつづきです。
第1回 念仏成仏これ真宗―法照
(1)本文1
これまで龍樹からはじ..
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名利に人師をこのむなり
(11)名利に人師をこのむなり
ここにまた紛れもない親鸞その人が顔を出しています。親鸞という人は、この頃はやりのことばでは自虐的とも言わねばならないほど己の偽らざる姿をさらけ出します。親鸞と同..
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苦しみながら苦しみから抜け出る
(10)苦しみながら苦しみから抜け出る
煩悩のあるところに苦があると気づくことで、苦がそのほんとうの姿をあらわすのだとしましたら、むしろそんな気づきはない方がいいのではないかと言いたくなります..
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めざめ
(9)めざめ
インドのバラモン教や日本の神道は「まじなひ」の宗教であるのに対して、仏教は「めざめ」の宗教と言うことができます。「まじなひ」とは、何か神秘的な力を利用して世界のありようを自分の都..
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まじなひ
(8)まじなひ
さて、仏教を排斥する物部守屋が、熱病を意味する「ほとほりけ」(「ほとぼりがさめる」というときの「ほとほり」の語尾に「け」がついたもの)をもたらすものとして仏を「ほとけ」と呼ぶよ..
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善光寺和讃
(7)善光寺和讃
愚禿悲嘆述懐のあと、最後に善光寺和讃が詠われます。
善光寺の如来1の
われらをあはれみましまして
なにはのうら2にきたります
御名をもしらぬ守屋3に..
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慶州の仏国寺で
(6)慶州の仏国寺で
もうかなり前になりますが、韓国の慶州に旅したときのことです。慶州と言いますのは昔の新羅の都で歴史の街ですが、そこに仏国寺という、のちに世界遺産に登録されることになる名刹が..
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責任ということ
(5)責任ということ
「わたし」がなすことはみな縁起の網の目の中で定められているのですから、その責任は縁起の網の目の総体にあり、「わたし」にはないということになります。縁起の網の目の総体を「大..
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「わたし」
(4)「わたし」
もとに戻りまして、われらが仏を祈り願うとはどういうことかを考えているのでした。われらが仏に祈願するとき、仏の力とその働き(仏教では働きのことを用-ゆう-といい、力と合わせて力..
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縁起と因果
(3)縁起と因果
苦諦、集諦ときて、次は滅諦ですが、これは集諦をひっくり返して「煩悩がなければ苦もない」ということです。ところが集諦を「苦の原因は煩悩」としますと、滅諦は「煩悩を滅することによ..
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神仏に祈る
(2)神仏に祈る
神仏にこの世の幸せを祈るというのはどういう構図でしょう。いま病気平癒を例に考えてみますと、神仏に病気平癒を祈るのは、医者にそれを願うのとまったく同じ形です。病になりますと、ま..
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