記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,831件
三願的証
(11)三願的証
ここは三願的証(的とは「あきらかに」ということ)とよばれる段です。曇鸞は四十八願の中から第18願と第11願と第22願(これは次の本文6)の三つを取り上げ、往相も還相も(自利も..
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本文5
(10)本文5
本文4の最後に「もし仏力にあらずは四十八願すなはちこれいたづらにまうけたまへらん」とあったのを受けて、次のようにつづきます。
いま的(ひと)しく三願(第18願、第11願..
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他利と利他
(9)他利と利他
この段の途中に突然「他利と利他と談ずるに左右あり」と出てきて、いかにも唐突という感をまぬかれません。もちろん、すぐ前のところに「五門の行を修して、もて自利利他成就したまへるが..
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その本を求むれば
(8)その本を求むれば
この箇所が『論註』の最大のハイライトと言っていいでしょう。古来ここは「覈求其本釈(かくぐごほんしゃく)」とよばれ大事にされてきました。「覈求其本」とは「覈(まこと)にそ..
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本文4
(7)本文4
そんな親鸞には聖道門を誹謗中傷するようなところは微塵も見られず、むしろ曇鸞の聖道門的な言い回しを好んで取り上げているような気配すらあります。正信偈において曇鸞を讃えるのに、限られ..
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無碍の道
(6)無碍の道
ここで曇鸞は、『浄土論』に「菩薩は五念門を歩むことにより速やかに阿耨多羅三藐三菩提を得る」と述べられていることについて、まず阿耨多羅三藐三菩提の意味を解説しています。阿耨多羅三..
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本文3
(5)本文3
さらに『論註』からの引用がつづきます。
菩薩はかくのごとき五門の行を修して、自利利他して、速やかに阿耨多羅三藐三菩提(あのくたらさんみゃくさんぼだい、仏の悟り)を成就する..
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自利と利他
(4)自利と利他
まず「自利にあたはずしてよく利他するにはあらざるなり」ということですが、これを自分が救われてはじめて他者(ひと)を救うことができると理解すべきではないでしょう。そうしますと、..
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本文2
(3)本文2
『論註』からの引用がつづきます。
菩薩は四種の門(五念門のうちの前の四。礼拝・讃嘆・作願・観察)に入りて、自利の行成就したまへりと、知るべしと。成就とは、いはく自利満足せ..
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如来の本願力
(2)如来の本願力
ここに引用されている文は『論註』最後の「利行満足」と名づけられた章にあり、そこでは菩薩が五念門を修めることにより五つの功徳を得ることができることが述べられています。前に天親..
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本文1
第6回 他力といふは、如来の本願力なり
(1)本文1
これまでのところで行巻は締めくくられたはずですが、ここであらためて他力について述べられます。
他力といふは..
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本文6
(18)本文6
大行の総括の最後の部分です。
『安楽集』にいはく、「十念相続とは、これ聖者の一つの数の名ならくのみ。すなはちよく念を積み、思を凝らして他事を縁ぜざれば、業道成弁(じょう..
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