記事 での「親鸞を読む」の検索結果 2,831件
本文4
(9)本文4
念仏と諸善の比校対論のあと、本願一乗海がさまざまな譬えをもちいて讃嘆されます。
敬つて一切往生人にまうさく、弘誓一乗海は、無碍無辺、最勝深妙、不可説不可称不可思議の至徳を..
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本願の気づき
(8)本願の気づき
本願の信とは、あらゆることは疑わしいが、そんなふうにあらゆることを疑うことができるのも本願他力の掌の上でのことであると気づくことです。本願他力のはたらきがあるからこそ、その..
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疑うということ
(7)疑うということ
「自力対他力」といえば、「自力」さもなくば(or)「他力」と受け取られるように、いまの「信対疑」も、「信じる」さもなくば(or)「疑う」というように受け取りますと、信と疑..
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本文3
(6)本文3
念仏と諸善が、今度は教えを受ける機について比較対照されます。
また機について対論するに、信疑対、善悪対、正邪(正定聚か邪定聚か)対、是非対、実虚(じっこ)対、真偽対、浄穢..
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「対」と「即」
(5)「対」と「即」
唯識派の「末那識(まなしき)」がそれを明らかにしてくれています。われらの意識には例外なく「わたし」の刻印が押されているということです。われらが何かをするときは、それが無意..
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絶対不二
(4)絶対不二
念仏と諸善について四十七にわたって比較対照されますが、その一々に立ち止まる必要はないでしょう、すでにさまざまな経・論・釈において論及されてきたことがここでまとめられているだけで..
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本文2
(3)本文2
念仏と諸善とが、その教えとそれを受ける機とのそれぞれについて比較されます。まずは教えについて。
しかるに教について、念仏諸善比校(ひきょう)対論するに、難易対、頓漸対、横..
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頓教
(2)頓教
このすぐ後に念仏と諸善との比較がなされ、その中に念仏は頓教であるのに対して、諸善は漸教であるという対比がでてきますが、先回りしてこの点について少し考えておきましょう。
親鸞にと..
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本文1
第8回 円融満足極速無碍絶対不二の教なり
(1)本文1
一乗海について、曇鸞の文につづいて、善導と宗暁(しゅうぎょう)の文が引用されます。
光明師(善導)のい..
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本願力
(18)本願力
『論註』から海に関係する文が二つ引用されていますが、一つ目は阿弥陀仏の功徳が八つ上げられる中の最後の不虚作住持功徳についての文で(下巻にあります)、二つ目は浄土論の「天人不動の..
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本文6
(17)本文6
次に『論註』から二つの文が引用されます。
『浄土論』(『浄土論註』のこと)にいはく、「なにものか荘厳不虚作住持功徳(しょうごんふこさじゅうじくどく、阿弥陀仏が念仏の人を..
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死なんずるやらん
(16)死なんずるやらん
分別しながら、これは分別だと自覚することで、それに囚われなくなると言いましたが、それをこう言いかえることができます。無分別智に出あいますと、無分別智のなかに包みこまれ..
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